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「フラッシュパッカー」とは?多様化する旅行スタイル

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筆者撮影

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こんにちは、TRiPORTライターの新田浩之です。最近、時間があれば「旅行とは何か」を考えることが多いです。そのため、普段から旅行記やエッセイを読むようにしています。そしてその中で「フラッシュパッカー」という用語を見つけました。今回はフラッシュパッカーを通じて、「旅行」そのものを考えました。

「フラッシュパッカー」とは

そもそも、「フラッシュパッカー」とはどのように定義されるのでしょうか。様々な記事に目を通しましたが、確立された定義はないように思えます。そこで私は、それぞれの記事の共通点をつなぎ合わせ、以下のようにまとめてみました。

「フラッシュパッカーは基本的にバックパッカースタイルだが、バックパッカーよりも多くのお金を旅行に費やす。例えば、その地域の食事を楽しみ、現地ツアーに積極的に参加する。ドミトリー形式の宿は避け、洒落たホテルに泊まることもある。情報収集や友人とのコミュニケーションには、パソコンやスマートフォンを最大限に駆使する。バックパッカーが持つ泥臭さはなく、スマートな印象である」

欧米の記事によると、時間があり資金が少ない学生は「バックパッカー」が多く、時間がなく資金がある20代後半~30代前半は「フラッシュパッカー」が多いと結論づけています。もちろん「もはや年齢は関係ない」と主張する記事もありました。私も旅行スタイルと年齢は関係ないと思います。

筆者撮影

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自分の旅行スタイルを考える

昔は「ツアー」「家族旅行」「バックパッカー=放浪」のように旅行を単純にカテゴライズできたと思います。しかし21世紀に入り、旅行も多様化する時代を迎えているはず。その現れが「フラッシュパッカー」でしょう。

私の旅行スタイルを振り返ると、フラッシュパッカーに少し当てはまる部分があります。ただ、完全にフラッシュパッカーだとは言い切れないような感覚です。私は小学生の時から旅行好きの鉄道マニア。夏休みになると旅行先を決め、乗る路線や列車を調べるために図書館から大量の本を借りていたものです。そして簡単なしおりを作り、家族と旅行していました。

現在でも、その名残りはあると思います。旅行先に関する歴史や政治の本を読み、興味を持った博物館や美術館をめぐる。そして、時には観光客が全く行かないような田舎にも足を伸ばします。節約のためにホステルには泊まりますが、食事、興味を持った博物館や演劇にはある程度お金と時間をかけます。いわば「社会科見学のような旅行」。それが、私の旅行スタイルだと思います。

これからを考える

個人的には「社会科見学のような旅行」の楽しさを伝える旅行記を書くことが理想です。例えるなら、アメリカの有名な旅行作家、Rick Steves(リック・スティーブス)の”Travel as a Political Act”やEric Winer(エリック・ワイナー)の『世界しあわせ紀行』が該当します。これらの本は、その土地の情勢と旅行の楽しさを絡めながら、生き生きと書かれています。

日本国内でも様々な旅行スタイルを共有し、旅行文化が進化してほしいと思っています。そうすれば、それぞれのスタイルに見合ったサポートも出てくるのではないでしょうか。

文・写真:新田浩之

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