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グルメサイト頼みのサラリーマンに光浦靖子が苦言 「いい店は探すのではなく作るもの」

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他人と行く飲食店選びは、なかなか難しい。誰とどのような目的で行くかで変わってくるし、その人のセンスや甲斐性が測られてしまう。テレビ情報誌「TV Bros.」(8月15日号)に連載中のオアシズ光浦靖子の「傷なめクラブ」には、34歳男性会社員のこんなお悩みが載っていた。

普段から飲食店選びをグルメサイトに頼り切っているが、先日上司に「自分の目でいい店かどうかを見極める努力をしろ」と注意されたという。しかし、どう見極めたらいいのか分からない。そこで嗅覚が優れていそうな光浦に「いい店を見極めるポイントを教えてください」とアドバイスを求めている。(文:みゆくらけん)
いい店を決める「おしぼりの渡し方」

上司に注意されたということは、この人は職場関係で使う店選びがいつも下手クソということだろう。上司が部下に店選びを任すのは、わりとよくあることだ。

いったん引き受けたものの、自分が知っているお店では自信が持てず、ついグルメサイトを頼ってしまい、それが裏目に出てしまうというパターンである。

光浦はこのお悩みに対し、いいお店かどうかの判断は「おしぼりの渡し方」でわかると回答。おしぼりを広げて客に渡す店は、そのタイミングで良し悪しが全部出るということだ。

客が座って落ち着いたら何の気負いもなく、すっと広げて出す店は「とてもいい店」だとし、逆にダメなのは「まだ座る前からおしぼりを広げて『待ってます感』を存分に突きつけ客を急かす店」だとしている。

確かに、おしぼりの渡し方ひとつでも、そのお店がどのような心で営業しているのかは見える。「おしぼりを、とにかく広げて(あげて)渡すこと」がおもてなしだというマニュアルに走り過ぎ、客側の気持ちを想像していないお店が、居心地の良い空間やおいしい料理を提供できるとは思えないのだ。

おしぼりのほかにも、店内の空調しかり(たまに店の従業員側の都合で寒過ぎる場合あり)、料理を出すタイミングしかり(喋っているところを遮るように割り込む場合あり)。いい店かどうかの判断は、あらゆる場面で感じ取れるはずだ。
「オトナとしての何か」が大きく変わる

さらに光浦は、いい店というのは融通の利く店であるとも指摘。そして融通の利く店は「探す」のではなく、常連になって「作るべき」だと主張している。

いい店の見極め方は、グルメサイトなどで楽して見つけようとするのが間違い。仲良くなってちゃんと関係性を築けたらいろんなリクエストが出せる、ということだ。

「とにかく通い続け、お酒で粗相することなく、ずるずる居座ることをせず、お金と時間をたっぷり使うこと」

上司に褒められそうな店を探すために、プライベートまでアンテナ張ってなくちゃならんのか。しかも身銭と時間まで削って、と嘆く人もいるかもしれない。多くの人が利用するグルメサイトなら、まぁ失敗はしないだろうと楽に走る気持ちもよくわかる。だって「趣味:グルメ」じゃない人が店選びを任されるのって、面倒くさそうだしな。

でも、この男性会社員は34歳だ。この年齢で、いい店かどうかの「嗅覚」を持っている人といない人では、オトナとしての何かが大きく変わってくるような気がするのだ。おしぼりの渡し方ひとつの小さな違いが、全てに通じるように。

まぁとりあえず、店選びの間口が広い人は気遣いがあってモテる気がします。デートでも、食べログ情報で店を選ぶ人より「行ったことがあるお気に入りの店」に連れてってくれる人の方が萌えます。

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