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どんな環境でも仕事がデキる人の“4つのC”

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 いまや外資系企業に勤めている・いないに関係なく、グローバルな環境でしのぎをけずらなければならない時代。そんななか、ビジネスパーソンとして活躍するために必要なものは何だと思いますか? 
 たとえばMBAであったり、TOEICのハイスコアであったり、外資企業での勤務経験といったものが思い浮かぶでしょう。しかし、結論からいってしまうと、どれも必要ではありません。『自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考』(かんき出版/刊)によれば、以下の4つを変えることだといいます。

 (1)働く姿勢や心がまえ(Core attitude)
 (2)コミュニケーションの方法(Commnication)
 (3)身だしなみや振る舞い(Clarity&Manner)
 (4)人とのつながり(Connection)

 これら4つを変えることで身につく資質を、著者の池田哲平さんは「クオリフィケーション」と呼んでいます。この資質を高めることが、あなたの市場価値向上に直結するというのです。
 ではそれぞれ具体的に、どのようなことを実践すればよいのでしょうか。

■すぐ鵜呑みにせず、つねに「なぜ?」と問いかける
 「働く姿勢や心がまえ」を変えるにあたって、池田さんは特に「クリティカル・シンキング(批判的思考)」が重要だと述べています。
 クリティカル・シンキングとは、与えられた情報を鵜呑みにせず、疑ってかかる力のこと。この力が高まるということと、自分の頭で考える力が高まるということはイコールなのです。
 池田さんは、総じて日本人は性善説にもとづいて物事をとらえる傾向が強いため、クリティカル・シンキングを身につけていない人が多いといいます。裏をかえせば、この能力を高めることが、周囲のライバルから頭ひとつ抜け出すことにつながりやすいともいえるでしょう。

■ジェスチャーの使い方ひとつで伝達力はかなり違ってくる
 次に、「コミュニケーションの方法」についてですが、ここではジェスチャーについて取り上げてみましょう。
 池田さんは本書のなかで「国籍や文化が違う人の心を動かし業務を遂行しなければならないグローバル企業では、ジェスチャーによるコミュニケーションは、言語と同じくらい大切なのです」と述べています。
 でも、意識的にジェスチャーを使いなしている人はあまりないでしょう。そこで池田さんは「腕や手を使い、肩より上を意識してアクションすること」の重要性を説きます。確かに海外の人のプレゼンテーション動画などを見ていると、腕や手を実によく動かしていることに気づくと思います。
 ふだんのちょっとしたミーティングなどでも積極的にジェスチャーを使ってみることで着実にあなたのコミュニケーション能力は高まっていくでしょう。

■微笑み、愛想笑い、苦笑いはNG
 「身だしなみや振る舞い」を変えるにしても、いざ実行してみると難しい。それは長年の習慣による部分が大きいからでしょう。
 そこで注目したいのが表情、特に笑顔のつくり方です。異なるバックボーンをもった人同士がコミュニケーションをはかるグローバルビジネスの現場では、いかにすみやかに相手の警戒心を解くかが鍵になります。
 そこで重要になるのが笑顔です。初対面の相手に対して笑顔で話しかけることは、「私はあなたに危害を加えませんよ」というメッセージを伝えることに他ならなりません。
 ただ、笑顔の質には要注意。日本人はつい、微笑み、愛想笑い、苦笑いといった抑揚のない笑顔をつくってしまいます。これは好印象どころか、海外の人にとっては不気味にしか映らないのでやめましょう。

■外国人と知り合いたければゴールデン街へ行け
 上の「身だしなみ」の話とも関連しますが、「付き合う相手を変える」こともクオリフィケーション向上に役立ちます。
 この点に関して、池田さんが特に効果的だと述べているのが、外国人とのつながりをもつこと。では外国人と知り合うためには、どこへ行けばいいのか。答えは、新宿ゴールデン街。なぜなら近年、ゴールデン街特有の雰囲気に惹かれ訪れる外国人が増えているからだそう。
 実際に、池田さん自身も、ゴールデン街で、スイスの銀行関係者、ある国の大使館職員、ハーバード大学を卒業したての若者などと知り合ったそうです。

 ちなみに池田さんは大学受験に失敗し、高卒で英会話教材を販売する会社に就職、その後、イギリス系の金融仲介会社で本格的にキャリアをスタートさせたという、紆余曲折の人生を歩んできた人物です。
 本書は、学歴やコネクションが一切ない状態から出発したにもかかわらず、外資系企業を渡り歩いてきた池田流のビジネスパーソンとしてのサバイバル術が詰まった一冊といえるでしょう。
(新刊JP編集部)


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