「その趣味は仕事に関係ありますか?」 面接担当者へのある回答が「秀逸すぎる」と話題に

access_time create folder生活・趣味
「その趣味は仕事に関係ありますか?」 面接担当者へのある回答が「秀逸すぎる」と話題に

就職活動のときには、履歴書や面接で趣味について聞かれることがある。どういう趣味を前面に出すかは悩ましいところだが、ある社会人ツイッターユーザーが8月28日に投稿した体験談がネット上で話題となっている。

このユーザーは就活面接で「趣味はなんですか?」と聞かれると、いつも「絵を描くことです」と答えていた。しかし、ある企業の面接ではそこからさらに「それは仕事と関係ありますか?」と聞かれたのだという。
「ここの社員さんは全員お金を数えるのが趣味なんですか?」

思いもよらぬ質問ではあるが、このユーザーは、その企業が金融系だったことに着目。

「え、ここの社員さんは全員お金を数えるのが趣味なんですか?」

と聞き返した。趣味は仕事に関係するものでなくてはならない、ということへの痛烈な皮肉となっている。就活でこれを言うのは度胸があるが、他社の内定が出た後に「遊び半分」で受けた面接なので怖くはなかったという。結局、この会社には落ちたとのことだ。

これがツイッターで話題となり、9000件以上リツイートされた。見事な返しに感銘を受けた人が多いようだ。

「最高!こんな切り返しが出来る人なら受からせたらよかったのに」
「よくぞやってくれた!」

面接担当者に対して「製造業と比べ金融って絵空事ですから」「金融業って絵に描いた餅を売るのが商売では?」と言い返してもよかった、という人も。これも落ちる可能が高いが、確かに気の利いた返しではある。
仕事が趣味に絡んでくると「オンとオフのスイッチが曖昧になる」

一方で、人事に皮肉で返すような態度はいただけない、という意見もあった。人事も嫌味で質問をしてくることがあるが「それを受け流す余裕がないと、志望した会社には就職出来ない」とする。

それでは無理やり何か仕事にこじつけるべきだったのか、それとも淡々と「特に関係はありませんが」と答えるべきだったのか。質問に対して質問で返すから落ちた、という見方もあった。

そもそも趣味を仕事と関連付けることについては、否定的な意見が目立った。「オンとオフのスイッチが曖昧になる」というのだ。サイト制作を趣味にしていたという人は、IT業界に入ったところ「一気にやる気をなくしました」と明かす。

趣味でやっていたはずなのに、「仕事レベルのクオリティ」を維持しなければと思ってしまい、疲れるようになってしまったのだという。そもそも趣味とは、自分だけの楽しみ。仕事が趣味に絡んでくると、ロクな事にはならないようだ。

あわせてよみたい:就職活動の履歴書で「趣味:パズドラ」は有効?
 

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 「その趣味は仕事に関係ありますか?」 面接担当者へのある回答が「秀逸すぎる」と話題に
access_time create folder生活・趣味
local_offer
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。