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【つながるひみつ】第1話「”おめでとう!”が届くしくみ」

どこにいても、どんなときでも、携帯電話やスマートフォンがつながるのはなぜなんだろう? 遠く離れたところにいる人の声がアッというまに届くしくみには、一体どんなひみつが隠されているんだろう?

“声が届くひみつ”の答を探し出すための、大ちゃんの冒険が始まります。

ある日のこと。北海道にいる大ちゃんは、南の島に暮らすおじいちゃんに電話をかけました。「ハピバおじぃ! 北海道にいる大ちゃんだよ!」「なにどうしたの大ちゃん? 北海道とかマジウケるんだけど」。……そのとき、大ちゃんの頭にふと疑問が浮かびました。

遠く離れたおじいちゃんのスマホに、僕の声がアッというまに届くのはぜ? どんなしくみなの?

大ちゃんは自分の声を追跡して、そのひみつを探ってみることにしました。

大ちゃんの「声」は、まずスマホの中で電気のエネルギーの波――「電波」に変身して、大ちゃんのスマホからいちばん近い基地局を目指して飛び出していきました。

電波くん「ボクは電波くん! 大ちゃんの声がスマホの中で電気信号に変わったんだ。えーっと……いちばん近い基地局は、と……」

大ちゃん「電波くん、あそこにアンテナがあるよ!」

電波くん「OK! あそこまでひとっ飛びするよ!」

基地局に到着した電波くん。あれあれ? こんどは基地局の中で光の信号に姿を変えたみたい。光ケーブルの中をひた走って、次に目指すのは遠く離れた交換局だ。

大ちゃん「電波くんが今度は光くんに変身しちゃったよ」

光くん「おじいちゃんの耳に届くまでの旅のあいだ、ボクはほとんどが光信号になって光ケーブルの中を走るんだ。さぁ、次は交換局を目指すよ! 交換局は誰がどこにいるか知ってるんだ」

大ちゃん「ひゃ〜たまげたなぁ!」

こうしてたどりついた交換局。何台ものコンピュータは、みんなの携帯電話やスマホの居場所をいつだって知っている。日本にはいくつかの交換局があるんだ。

大ちゃん「こんにちは、大ちゃんと大ちゃんの声です。おじいちゃんはどこにいますか?」

交換局「ふむふむいつも元気な声の大ちゃんだね。おじいちゃんは今、南の島にいて、大ちゃんの声を心待ちにしているよ」

大ちゃん「ありがとう!」

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