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『24時間テレビ』だけでは伝えきれない!現役プロレスラー・ハヤブサ選手の凄さとは!?

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8月22日&23日に日本テレビ系で放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』の放送内容が、プロレスファンのあいだで物議を醸している。問題となっているのは14年前に頸椎損傷の大けがを負い今もリハビリを続けている現役プロレスラー・ハヤブサ選手の特集。この特集のVTRや日本武道館での「引退のテンカウント」をはじめとする演出が、ハヤブサ選手の本当のすごさを一切伝えられていないと残念に思うファンの声が上がっているようだ。

そもそもハヤブサ選手とは、FMWという小さなインディー団体出身のプロレスラー。当時は新日本プロレス、全日本プロレスという2大メジャー団体がプロレス業界の中心であり、現在とは比べられないほどにインディーとメジャーの壁は高かった。『週刊プロレス』最新号のハヤブサ選手でのインタビューでも、入団当時はアルバイトをしながらの練習の日々が続いていたそうで、当時のつらさを語っている。

その後、メキシコに渡って評価を得たハヤブサ選手にある転機が訪れる。1994年4月16日、両国国技館で開催された「スーパーJカップ」は、インディー選手が全国区へ躍り出る伝説の大会になった。このトーナメント1回戦でハヤブサ選手は獣神サンダー・ライガー選手と対戦。惜しくも破れることになるが、日本のファンが見たことのない華麗なファイトスタイルはライガー自身が「こんなに素晴らしいとは思わなかった。手放しで彼をほめたいよ」と絶賛するほどだった。

「不死鳥」と呼ばれたハヤブサ選手は、どんな相手でも決してあきらめない。自らの肉体を削って、何度もコーナーポストに登って宙を舞う。その姿はファンの心を掴んだ。ハヤブサ選手のファイトに自分を置き換え、勇気を与えてもらったのだ。

だが、2001年10月22日、後楽園ホールの試合中の事故により、ハヤブサ選手は頸椎損傷という重傷を負う。一時は首から下がマヒし、動けないほどだった。誰もがあきらめてしまう状況。だがハヤブサ選手は違った。ハヤブサ選手はハヤブサ選手であり続けようと決意し、だからこそ、あきらめることは出来なかったのだ。

「プライドという言い方があってるかどうかはわからないけど、死ぬ目に逢ったとしても俺はちゃんとしなきゃ、なぜならハヤブサなんだからって思わせてくれたんです。あれほどリングで体張ってきたハヤブサが、ヘタれちゃダメだろうって」(ベースボールマガジン社『FMW激闘史』)

あれから14年。ハヤブサ選手は今でもリハビリを続けている。それこそおそらくは死ぬような思いをしてリハビリを重ね、現在では車椅子での移動や杖を使っての歩行まで出来るようになっている。それはあくまでも、プロレスラーとしてリングの上に戻るためだ。「引退」という考えは、ハヤブサ選手の中には存在していない。

「応援してくれた人たちに、ケガをしたことで悲しい思いをさせてしまったことが、僕にとってはすごくつらいこと。だからこそ、もう一度フルコスチュームを着てリングに戻ることができれば、プロレスを好きでよかった、ハヤブサを応援していてよかったなと絶対に思ってもらえると思うんです。2年後3年後、急によくなるかもしれない。もしかしたら20年、30年かかるかもしれない。たとえそれだけ年月がかかっても僕は全然構わないと思っている」(『週刊プロレス』NO.1809)

『24時間テレビ』には視聴者に分かりやすい感動要素が必要なのは理解できるが、ハヤブサ選手の生き方は、そういった演出が必要ないほどに、そのままが感動的であり、人々を勇気づけるものだ。『24時間テレビ』の放送を見てハヤブサ選手のことを初めて知った人にこそ、いま現在のハヤブサ選手の姿を知ってほしい、そう願ったのは筆者一人ではないだろう。

<結論>
『24時間テレビ』の放送後、ハヤブサ選手はブログを更新した。「放送を観てそれぞれに色んな感想を持ったんじゃないかと思います」という但し書きのあとで、ハヤブサ選手は「オレはこれからも復帰を目指して頑張っていきます!」と力強く宣言した。テンカウントゴングが鳴らされたからと言って、何かが終わったわけではない。お楽しみは、これからだ。

■参照リンク
ハヤブサ 公式ブログ
http://ameblo.jp/fushichou/

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