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【連載:映画で分かる女の本音】~本音と向き合い成長する『東京PRウーマン』~

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好きな人の好きなモノや、好きなコトに興味を持ちたい! と思うのはごくごく普通のこと。その人が○○な音楽が好きなら聴いてみるし、○○な映画が好きなら観てみるし、○○な趣味だったら同じ趣味を持つために挑戦したり……。相手に合わせてばかりでは大変だけれど、好きな人に近づくための手段としては全然ありですよね。そして、今回のお題になる女子は驚くべき○○をやってしまうんです。それは──銀行に勤めているのに、気になる男性の「俺、銀行員って苦手なんだよね」というひと言に思わず「私、PR会社に勤めてます」と大嘘をついたことで人生が一変してしまうのです。それが、映画『東京PRウーマン』のヒロイン三崎玲奈(山本美月)です。
好きな人に合わせたくてカワイイ嘘をつくことはあっても(のちのち大変なので、できれば正直にいきたいものですが……)、職業を偽るのはさすがにハードルが高すぎです。合コンで知り合ったアパレル会社社長の武藤慎吾(桐山漣)に一目惚れしてしまった玲奈は、とっさに出てしまった「PR会社勤務」という嘘を真実にするために、ほんとに銀行を辞めてしまいます。何とも思い切った決断!

とは言っても、ふたを空けてみると、玲奈が思い切った行動に出た背景にはいろいろ理由があった。仕事にやり甲斐を感じられなくて、やり甲斐がないからいつもミスをして怒られてばかりで、おまけにプライベートも学生時代からの彼氏とはマンネリ状態。私の人生これでいいの? と、自分の人生が疑問だらけ。思い切って仕事を辞めたいというよりも、おそらくそういう状況から逃げる口実だったのかもしれません。ただ、たとえ口実だったとしても、それを転機にするのは自分次第。動機が邪道ではありますが、玲奈はPRの仕事にやり甲斐を感じて輝いていきます。
しかし! どんな仕事だってはあります。辞めたくなることもあります。それでも一度やり甲斐を感じた仕事って何故か頑張れるものなんですよね。玲奈を通して「自分に向いている仕事って何だろう? 」「やり甲斐を持てる仕事って何だろう? 」と仕事について考えさせられますし、ある程度キャリアを積んでいる人は、彼女に仕事の厳しさを教える上司の草壁亮平(山本裕典)の立場に自分を重ねたり……。
そして、玲奈は上司の草壁にキツーいことを言われながらも、そのひと言をきっかけに自分の本音と向きあい、ヒントを見つけ、成長していきます。「厳しいなぁ……」で終わるか、それを乗り越えて次のステージへ進むか、自分の受け取り方ひとつで未来は大きく変わっていくんですね。というわけで、この『東京PRウーマン』、ほんわかガールズムービーかと思ったら意外! 仕事のやる気を刺激してくれる、お仕事応援ムービーなのです。

 

『東京PRウーマン』

8月22日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

山本美月、山本裕典、桐山漣、井上正大
佐藤ありさ、坂田梨香子、久松郁実、LiLiCo、袴田吉彦

監督:鈴木浩介
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ
脚本:林誠人、加藤淳也
音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:ビデオプランニング
配給協力:アーク・フィルムズ
製作・配給:BS-TBS

2015年/日本映画/カラー/HD/83分/ビスタサイズ

©2015「東京PRウーマン」製作委員会
www.bs-tbs.co.jp/tokyoprwoman

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