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ルーク・ブライアン 米ビルボード・アルバム・チャート2週目の首位に、映画効果でN.W.A.の名盤は4位へ大ジャンプアップ

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 ドクター・ドレーを破り、先週首位デビューを果たしたルーク・ブライアンの『キル・ザ・ライツ』が、2週目のNo.1をマークした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 初動、345,000枚と高セールスでNo.1デビューを果たした先週に続き、今週も約10万枚を獲得して、2週目にして45万枚に到達した『キル・ザ・ライツ』。前作『クラッシュ・マイ・パーティー』の大躍進が、本作へのヒットに繋がったのは間違いないが、ルークのヒットはこの2作だけでなく、2ndアルバム『ドゥーイン・マイ・シング』(2009年6位)から、全てのアルバムががミリオンセールス(内2作がダブルミリオン)を達成している。よって、『キル・ザ・ライツ』の首位獲得も必然であったわけで、年内には100万枚を突破するのではないかと思われる。ルークは、今週末から全米ツアーがスタート、すでに発売されているチケットの売り上げも好調だ。

 週間97,000枚を獲得して2位に浮上したのは、エド・シーランの『x(マルティプライ)』。昨年末から今夏にかけて、約半年間途絶えずTOP10入りし続けている本作、フランスを除く主要各国すべてでNo.1をマーク、アメリカ、カナダではミリオン、UKでは200万枚を突破し、ワールドセールスは、700万枚に達した。今週、再びセールスを伸ばした要因は、グーグル・プレイの「99セントセール」によるもので、パッケージのセールスが一気に伸びたから。また、シングル・チャートで15位に上昇中の「フォトグラフ」、2015年最大のロングヒットを記録した、「シンキング・アウト・ラウド」(30位)の2曲のストリーミング回数も、本作の売上につながっている。

 先週の30位から4位へ、一気にジャンプアップしたのは、3位にランクインしている、ドクター・ドレー率いる西海岸のラップチーム、N.W.A.のデビュー・アルバム『コンプトンの無法者たち』。1988年にリリースされた本作、アメリカだけで350万枚を売り上げた、ウエストコーストの名盤としても有名だが、そのN.W.A.の結成から解散、再結成までを描いた映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』が、2680万ドルの興行収入を稼ぎ、2週のNo.1をマーク。映画のヒットから本作も再注目され、アルバムのセールスにつながった。16年ぶりの新作に、N.W.A.の再ブレイク、映画の大ヒットと、ヘッドホンだけにとどまらず、今年はミュージックシーンでも大活躍の、ドクター・ドレー。自身のアルバム『コンプトン』も、今週35万枚を突破した。

 6位にランクインしたのは、メラニー・マルティネスのデビュー盤『クライ・ベイビー』。オーデション番組「ボイス」で注目され、昨年デビュー曲「ドールハウス」をリリースし、4曲のシングルに続いて本作が発売された。奇抜なメイクとガーリーなファッションが、ティーンの女子を中心に大人気、レディー・ガガのようなインパクトがあるも、独自の世界観を確立するアーティスト気質なパフォーマンスは、今後も注目されることだろう。

 続いて、8位にはブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインの5thアルバム『ヴェノム』がデビューした。前作『テンパー・テンパー』から2年半ぶりとなる新作で、自身3作目のTOP10入り、UKでは初のTOP3入り(3位)を果たし、オーストラリアではNo.1をマークした。

Text: 本家 一成

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