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「杏仁豆腐」の「杏仁」って何か知ってる?

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「中華料理のデザートといえば、やっぱり杏仁豆腐!」という人は多いのでは? とろっと柔らかな口どけと独特の甘さを持つ杏仁豆腐は、暑い季節にも嬉しい人気のひんやりスイーツ。ところでこの「杏仁(あんにん)」とは何なのか、ちゃんと答えられますか?

杏仁=アプリコットの種を粉末にしたもの

杏仁とは、アプリコットの別名で知られるあんず(杏)の種のことです。この種を粉末状にし、甘味などを加えた加工品が「杏仁霜(きょうにんそう)」と呼ばれるもの。杏仁霜に砂糖や牛乳、ゼラチンなどを加えて溶かし、容器に流し込んで冷やせば杏仁豆腐の完成です。材料さえ揃えば意外と簡単なレシピなので、ぜひ一度お試しください。

ちなみに、市販されている杏仁豆腐の中には、杏仁霜とほぼ同じ風味を持つアーモンドパウダー(エッセンス)で代用しているものも少なくありません。もちろん、嗜好品として食べるぶんには問題ないのですが、本物の杏仁豆腐が食べたいという人は、購入するときに原料表示をよく見て確認しましょう。

実は薬膳スイーツだった杏仁豆腐

今ではすっかりスイーツとして定着した杏仁豆腐ですが、本来は薬膳料理の一種でした。漢方の世界では杏仁は「キョウニン」と呼ばれ、「肺と腸を潤す働きがある」として咳止めや喘息に効く民間薬として古くから用いられてきました。また、種子に含まれる油分は整腸作用に高い効果を発揮し、便秘を解消してくれる効果も期待できます。

本来は苦味の強いあんずの種子を少しでも食べやすくするために、甘味を足してなめらかな食感に変えた結果、杏仁豆腐という今の形にたどり着いたといわれています。身近なデザートでありながら、実は「薬膳スイーツ」という顔も持つ杏仁豆腐。今度、喉をいためたときには、杏仁豆腐で潤してみてはいかがでしょう?(TEXT:料理サプリニュース編集部)

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