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移住の前に「試住」のススメ。家・暮らし体験サービスとは?

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洋服を買うときは試着できるし、車を購入するときには試乗できる。そういえば、住まいを選ぶときには試すことができないのか?
実は家を試す“試住”というサービスを行う会社がある。今回は、この“試住”についてサービスを展開する『マイクロステイ』の川村さんに詳しい話を聞いた。――まず、試住についてサービスの概要やしくみを教えてください

『マイクロステイ』は、自分の物件を地域のために活用したい貸主と、物件に短期で居住したい借主をマッチングさせるプラットフォームです。
試住には“エリア試住”と“物件試住”の2つがあります。“エリア試住”では賃貸売買を前提としない物件を活用します。貸主の許す範囲で、例えば本や食器やサーフボードなどの私物を残してもらいます。そこに暮らしている人の生活を疑似体験することで、ここで生活するという感覚を借主に五感で感じてもらいたいという趣旨です

――生活の疑似体験……。なんだかその響きだけでワクワクします。では、もう一つの“物件試住”はどんなしくみですか?

“物件試住”は、賃貸売買物件の空き期間を活用します。中古物件においては、住んでみてはじめて分かる諸事情があります。1週間なり1カ月なり契約前に住んでみて、両者納得したうえで契約に進むか否かを決めることができるというものです。
両者のトラブルコストの低減だけでなく、スペックでみたらネックと思える条件も、住んでみたら利点と感じられるということも多いのではないでしょうか

――鎌倉や湘南というエリアの響きへの憧れだけで物件を決めてしまうのではなく、お試しができるのは画期的なサービスですね。“試住”というサービスを展開することになったきっかけはどんなことですか?

鎌倉への引越しを考えていた4年半前、当時は都内へ勤める会社員だったので、「鎌倉なんて遠いし通えるはずがない」と思っていました。でも一度体験してみようと思い、鎌倉駅近くのビジネスホテルから2日間通勤してみました。朝晩の通勤電車の混み具合や、自分の疲れ具合を確認してみたら「いけるな」と思ったのです。それに賃貸なら、無理だと思ったらいつでも東京に戻ればいいわけですし

――なるほど、自ら経験したことがきっかけで設立につながったんですね

それで実際に暮らすうち、鎌倉が大好きで良くしていきたいと考え動いているたくさんの仲間と出会い、「移住」がどうすれば身近なものになるのかを考えました。その一つがお試しで住めるという『マイクロステイ』だったのです

――では今後の展開は?

今後は、湘南エリアで広げていくと同時に、全国にも“試住”というムーブメントを起こしていきたいですね。金沢、神戸、京都は視野に入っていますし、地域愛を表現したい貸主や、その貸主と繋がってマイクロステイの活動を、自分の愛する地域で行いたい方がいる限り広げていきたいと考えています

実際に住んだ人は「交通の便がそれほど悪くなく通勤圏内だと思った」「娘を育てる最高の環境だと実感できた」など、生活体験を通して移住を考えるきっかけにしているそう。今後、全国で試住がブームになる日も遠くないかもしれない。●取材協力
マイクロステイ
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/08/25/95971/

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