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異国の旅で出会う「心がざわついた瞬間」が、次の旅欲になる

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Photo credit: Eri Iwasa 「弾丸NY

こんにちは! TRiPORTライターの小林香織です。日本で日々生きていても、さまざまな感情の波に翻弄されることがありますが、一歩日本を出ると、よりそのような瞬間を味わうことも少なくありません。

異国では言葉の壁が大きく立ちはだかったり、常識が通じなかったりすることも多々あります。そして会いたい人に再会したり、日本にいる恋しい人を思い出すこともあるでしょう。今回は、私が異国の旅で出会った心がざわついた瞬間をご紹介します。

空港でパニック! 二度としたくない恐怖体験

英語を話せない私がもっとも恐ろしさを感じたのは、ニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港での出来事でした。予定よりも2時間遅れで到着したため、乗るはずだったバスが終了していて、携帯の充電も切れる寸前。頼みの綱の待ち合わせ相手が滞在しているホテルに電話するも、英語のアナウンスが流れ聞きとれずじまい。

そのときすでに時刻は22時過ぎ。恐怖でパニックになった私は、カタコトの英語で職員に助けを求めました。言葉は足りなくても、今にも泣きだしそうな表情から必死さは伝わったのでしょう。職員が親切に対応してくれ、私の代わりに待ち合わせ相手のホテルに電話をかけてくれ、なんとか状況を伝えることができました。

やりとりは1時間近くに及びましたが、最終的には地下鉄とタクシーを使って目的地のホテルに到着。この経験から、下調べの大切さを痛感したとともに、作り物のお化け屋敷とは比べものにならないような本物の恐怖と心細さを実感したのでした。

思いやりに言葉の壁はないと感じた瞬間

Photo credit: Yoshitsugu Abe「Around the world

異国では、このように意気消沈してしまう出来事もありますが、言葉の壁を越えて、真心が伝わる瞬間を感じられることもあるのです。ニューヨークで一人で地下鉄に乗ろうとしたとき、路線図を手に持っていた私に、一人のおばあさんが話しかけてきました。

「どこに行くの?」となんとなく聞きとれたので、路線図で目的地の駅を指差したところ、手招きして乗車場所まで案内してくれ、さらに同じ方向の乗客を探して「この人についていきなさい」と言い残して去っていきました。お願いしたわけでもないのに、なんて親切なんだろうとジワっと心が温かくなった記憶が残っています。

また、アメリカのデトロイト空港で乗継便を待っていて眠ってしまったとき、一人の女性にポンと肩を叩かれました。言葉のすべては理解できませんでしたが、どうやらゲートが変更になったようで、周りにいたたくさんの人たちがすっかりいなくなっていました。英語のアナウンスに気づかず眠っていた私を心配してくれたのでしょう。自ら状況を察して声をかけてくれた配慮に、深い思いやりを感じた出来事でした。

異国を離れるとき必ず訪れる複雑な感情

Photo credit: Yukiko Aono「一日限定20人しか入れない秘境「THE WAVE!!」世界一美しい曲線は見る価値あり!!

これは異国へ赴いたときに多くの人が感じる気持ちかもしれませんが、たった数日間の滞在でも、その国に親しみを覚え、離れる瞬間にさみしさが湧いてきます。ただ一方で「母国が恋しい」と思うのも事実。旅を終えて飛行機が飛び立つ瞬間に「もう少し残りたい、でも早く帰りたい」という両極端の気持ちが押し寄せ、複雑な感情に包まれます。

国境を超えた旅ならではの、なんともいえない心がざわつく瞬間です。そして、そんな名残惜しさを感じると同時に「また見知らぬ国を旅したい」という気持ちも沸々と湧き起こってくるのです。そんな旅欲もきっと人生のエネルギー源になるはず。みなさんも、バラエティ豊かな感情に出会える異国への旅に、ぜひ出かけてみてください!

(ライター:小林香織)

Photo by: Satoshi Abe「アメリカ東部・南部・カナダの列車旅 (ホームステイ&野宿!)

アメリカの旅行記はこちら

*Eri Iwasa 「弾丸NY
*Yoshitsugu Abe「Around the world
*Yukiko Aono「一日限定20人しか入れない秘境「THE WAVE!!」世界一美しい曲線は見る価値あり!!

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