体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

家づくりに凄腕経営コンサルの戦略思考を応用する!?

家づくりに凄腕経営コンサルの戦略思考を応用する!?

家づくりは、人生の大仕事。それも初めてとなると、疑問や不安でいっぱいになるはず。そもそも、何から手をつければ良いのかさえわからない人がほとんどだろう。そこでぜひ参考にしたいのが、効率的に問題を解決するプロ、経営コンサルタントのノウハウだ。
6つの戦略

お話を伺ったのは、マッキンゼーでコンサルタントとして活躍された、センジュヒューマンデザインワークス代表取締役の大嶋祥誉さん。大嶋さんによると家づくりに応用できるビジネス戦略は、6つのカテゴリーに分けられるようだ。

凄腕コンサルタントのビジネス戦略を家づくりに応用
1.ゼロ発想:問題に直面した場合、常にゼロから考え直すこと
2.ファクト収集:基礎的な情報を質を重視して集めること
3.ロジックツリー:問題を細分化し、全体像を見ながら考えるツール
4.タスク整理:重要度×緊急度などの切り口で優先順位をつけること
5.俯瞰視点:すべての対象を一段、高いところから見渡す視点
6.見える化:資料などを使い視覚的に理解できるようにすること

【画像1】疑問や不安を解消するために、凄腕コンサルタントのビジネス戦略を家づくりに応用する(HOUSING編集部)

【画像1】疑問や不安を解消するために、凄腕コンサルタントのビジネス戦略を家づくりに応用する(HOUSING編集部)

今回は、「3.ロジックツリー」と「4.タスク整理」の2つの手法を紹介しよう。夢と希望をロジックツリーで整理する

家づくりとは、家族みんなの未来の住まいをつくること。まず、どんな家にしたいのか、家族みんなで意見を出し合おう。そのときには、今の暮らしだけを基準に考えないよう注意する。子どもがいれば、その子の10年後や20年後を想像してみる。両親が健在なら、20年後には同居して介護するかもしれない。未来は今と違うのだ。

もちろん、子どもには自由に夢を描いてもらえばいい。みんなが求めているのは、どんな住まいなのか。先々の変化までを見込んだ上で、希望をすべて書き出そう。

同時に、できる限り幅広く情報を集めたい。例えば、住宅メーカーのカタログで「これは!」と興味をひかれたものがあれば迷わず請求しよう。カタログでイメージがついたら、モデルハウスにも行ってみること。

そんなことをしているうちに、新居で実現したい要素が少しずつ具体的に見えてくるはずだ。みんなの夢、カタログなどで集めた情報を合わせて、新しい家では何がいちばん大切なのかを話し合おう。このプロセスではロジックツリーを使う。

全員が一致するテーマを決めたら、それを具体的な要素に分解していく。各要素を、さらにリアルなモノや状態へと詰めていく。これで理想の住まいが、現実的な要素の集合体になるはずだ。

【画像2】ロジックツリー(HOUSING編集部)

【画像2】ロジックツリー(HOUSING編集部)実現したい要素を整理して優先順位をつける

ロジックツリーに書き出した要素を、すべてクリアすれば望み通りの住まいが実現する。とはいえ、現実問題としては予算との兼ね合いを考えなければならない。限られた予算の中で、可能な限り理想に近づけるには、要素に優先順位をつけることだ。

そこで「重要度・コストマトリックス」を使おう。タテ軸を重要度、ヨコ軸をコストとして、各要素を「コストはかかるが重要」「低コストで重要」「高コストな割に重要ではない」「低コストだが重要でもない」のどれかに振り分ける。

このときも、現時点での重要度だけで考えないこと。家族全体で、夫婦にとって、子どもの将来にとってと基準を変えて何度も考え直してみること。

ここまで来れば、理想の住まいはかなりクリアになっているはず。そこで集めたカタログなどから理想に近い写真や図を探して、具体的に見える形にしてみよう。

新しい住まいの間取図を描き、各部屋のイメージに合う写真を貼り、置きたい家具や補足メモなども添えておく。これを見ながら、家族でもう一度話し合えば、求める住まい像はほぼ固まってくるはずだ。自分たちの希望が目に見える形にまとまったら、それを元に依頼先に相談しよう。

【画像3】重要度・コストマトリックス(HOUSING編集部)
1 2次のページ
SUUMOジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会