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あの「餃子の王将」がこの夏イチオシする「日本全国ご当地麺」がオリジナリティあふれすぎていて最高な件

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餃子のダブルをビールで落とす。

「餃子の王将」では、俺はもっぱらそのスタイルで通している。男ならひとりで飲める駅前の店のひとつやふたつは抱えている。太古の中国人が産んだ完全食である餃子は、数千年を越えてなお隣国の男たちの空腹を満たし続ける。

餃子に耳あり。

俺の独り言は目の前の皿に盛り付けられた餃子の狐色の耳にだけ届いている。

手元のメニューを見ると、黄金色のスープに浸った中華麺が煽り文句の中で誇らしげにその姿を見せつけている。ギャンブルで潤うだけの、よそ者ばかりが跋扈するこの街にも、西東京ならではのご当地の味があることを知らせてくれる。

ご当地麺を追加で注文する。バイトの女の子の張りのある若い声は、湯気の向こうの厨房に吸い込まれた。厨房の奥、まだ真っ白な餃子の耳にも届いたに違いない。

 

はっ、夢か。

こないだ「王将」に行ったら、ご当地麺メニューっていうのやってて、ウチんとこは西東京なので「八王子ラーメン」だったんだけど、まあそれ食べてさ、玉ねぎの甘さが効いた普通の中華そばなんだけどさ、まあおいしかったわけ。

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八王子ラーメン 「ご当地麺メニュー」は全国の餃子の王将で展開してる夏のフェアっぽいアレらしいのね。餃子の王将が国産小麦粉100%使用の麺と地元食材を使った「ご当地麺メニュー」を開発し、その都道府県だけで提供していると。こういうわけなのね。つまり、その県に行かないと食べられない麺がある。旅行や帰省で人がたくさん移動する夏にふさわしい企画じゃないすか。学生が合宿先で立ち寄った町の王将で、帰省先にある懐かしい王将で、なんか珍しいから食べてみっか、と思えるわけだよね。
なにしろ地元にもともとあったトラディショナルな麺じゃなくてイチから開発した餃子の王将オリジナルのメニュー。珍しさで言えばこれ以上のものはありませんや。

で、いろんな県のご当地麺を見たら、オリジナルすぎて現物が想像できないタイトルのものが多くてちょっと面白いんですよ。

たとえば、

岡山県の白桃とフルーツトマトの冷麺

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白桃もフルーツトマトも甘いものなのに、成立しているのか。食べた者しかわからない世界があるわけね。

高知県のミソチキンカツラーメン

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