似て非なる調味料!豆板醤とコチュジャンの違いとは?

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どちらも辛みを料理にプラスする調味料である、豆板醤とコチュジャン。発祥の地の違いだけで、同じような役割をすると思っている人も多いのではないでしょうか?豆板醤が冷蔵庫にあるからコチュジャンはいらないと思っている人もいるかもしれませんね。そんな似ていると思われがちな豆板醤とコチュジャンですが、実際は大きな違いがあるのです。
今回は、豆板醤とコチュジャンの違いについてご紹介します。

■中華料理によく使われる調味料・豆板醤とは?

豆板醤とは、中国発祥の調味料です。原材料は、そら豆、塩、麹、唐辛子など。そら豆を麹で発酵させて味噌のような状態にしたものが豆板醤です。
豆板醤は100gあたり約60kcalで、特徴としては塩分含有量が多く、辛みと塩見が強いのが特徴の調味料です。
中華料理でよく使われ、麻婆豆腐やエビチリといった、ピリッとした辛さが特徴の料理によく使われます。また、中華料理の中でも特に辛い料理が多いとされる四川料理ではふんだんに使われる傾向があります。
豆板醤の保存方法は、開封前なら常温保存が可能。開封後は冷蔵庫で保存をしましょう。

■韓国料理によく使われる調味料・コチュジャンとは?

コチュジャンとは韓国発祥の調味料です。唐辛子やもち米麹、糖類などを原材料とする発酵食品です。
コチュジャンには糖類が入っているため、100gあたり約250kcalと豆板醤より高めのカロリーとなっています。特徴としては、少し粘っこい形状で、唐辛子の赤色をしています。味は甘辛い調味料です。韓国料理のピビンパやトッポギなどに使われたり、そのまま野菜につけて食べたりと幅広く使われています。
コチュジャンの保存方法は豆板醤と同じく、開封前なら常温保存、開封後は冷蔵庫で保存をしましょう。

■豆板醤とコチュジャンの使い分けは?代用は可能?

どちらも唐辛子を使った辛み調味料というところでは同じですが、辛さが強く甘みの少ない豆板醤と、辛さの中にも甘みがあるコチュジャンでは味が大きく違います。
豆板醤を使う料理にコチュジャンを代用すると、甘さがあるので違う料理のようになってしまうかもしれません。
基本的には、中国生まれの豆板醤は中華料理に使い、韓国生まれのコチュジャンは韓国料理に使うとよいでしょう。
ただし豆板醤とコチュジャンの違いを知った上で、アレンジとして代用してみると新しい発見があるかもしれませんね。

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