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すいすいっとラジコン感覚。スマホで自動車が操れる時代に

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安全の観点から、運転中のスマホ利用は禁止されている。だからといって、スマホと自動車の親和性がないとはいえないようだ。これまでも、スマホ側は音楽の変更ができたり、友達と電話をしたり、ハンドルを手に取られていても使えるハンドオフ型のアプリや機能の開発を行ってきた。しかし、今回はあえてハンドルとしての機能をスマートフォンに持たせることとなった。

英国の自動車メーカー「ランドローバー」は、コンセプトモデルながらも自動車との親和性の高い「Land Rover Autonomous Car Technology」を開発した。手持ちのスマートフォンで自動車が遠隔操作できるというコンセプトで開発された技術で、動画を見てみると、想像以上に利便性が高そうだ。

動画の中では、危険な路面での操作、駐車場での車庫入れ、道でのUターン、といったスマホ移動が披露されている。車体が大きな自動車になればなるほど、クルマの角の位置などは把握しにくいものだ。大きなクルマでなかったとしても、底が擦らないかをチェックしたり、運転席からの操作では不安になってしまう道を走行したいときに活用できるだろう。

ラジコンのように操作できることのメリットは、運転手だけではない。遠隔操作技術がより発達すれば、ホテル前にクルマを乗り捨て、職員が乗り込まずとも駐車場に停めるといった操作が期待できる。また、渋滞発生時での自動的な車列修正などの処理等にも期待できそうだ。

スマートフォンという外部デバイスを、過半数以上の人が持つようになったため開発されていく新たな技術。こうした技術革新は、利便性だけでなく、新たなリスクが発生することも頭の片隅に入れなければいけない。自動車が外部から操作できるようになればハッキングされることにもつながりかねないし、接触事故が起きた場合は従来のような対応はできないであろう。とはいえ、これからのより便利な未来に期待せずにはいられない。

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