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世界の「いただきます」は様々!あなたは心から言えていますか?

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Photo credit: U.S. Department of Agriculture via Flickr (license)

TRiPORTライターのAnnaです。
ご飯を食べる前に、料理を作ってくれた人とその食材に対して感謝の意味を込めて「いただきます」と発言することは、日本では当たり前のマナーとされています。世界でも同じように、食事をする前に行う特徴的な決まりがあります。代表的なのはドイツ(Guten Appetit!)、フランス(Bon appétit)、スペイン(¡Buen provecho! )、イタリア(Buon appetito!)などです。日本の「いただきます」に近い「良い食事を」という意味の言葉を発します。

一方で、食事前にまったく言葉を発しない文化を持つ国も世界には存在します。何も言わずに食事を始め、何も言わずに席を立つのです。日本人からするとマナーがなっていないと感じるかもしれませんが、彼らの国では当たり前のことなのです。逆に彼らからすれば、「いただきます」「ごちそうさま」の行動がおかしく感じられるのでしょう。

世界の「いただきます」

ただ、「いただきます」と言わない代わりに、食事前に神様に感謝の言葉を述べる文化がある国も存在します。このように、食事をする前に行う礼儀や儀式などは、国によって様々。海外へ行ったとき、これらを目撃すると、戸惑ってしまうケースもあるようです。これらの違いを理解し、現地ならではの食事方法を楽しむのも旅の醍醐味。出掛ける前に少し調べておくことをおすすめします。

食事前の挨拶には、実は深い歴史があります。様々な国で行われる食事前の神様に感謝する儀式については、信仰に基づくものとされています。

一方で日本で広まった「いただきます」という挨拶は、はるか昔の時代の人々が、動物や植物の命を絶って調理を行い、それらの命をいただいて自分の命を維持することに対して、感謝の気持ちを表しているものだと言われています。真偽は定かではない部分もあるのですが、この説が一番有力とされています。

Photo credit: Thanksgiving grace 1942 by Marjory Collins, photographer for Farm Security Administration. Office of War Information Photograph Collection (Library of Congress) (license)

また、欧米では古くから食事前に神に感謝するという作法を取り入れていたため、日本人もそれを見習って取り入れるようになったという説もあります。そう考えると、非常に重みのある言葉と捉えることができるのではないでしょうか? 近頃は食べ物に困らなくなり、いつでも好きなときに様々な食材を口にできるような時代になりました。その分、日本でも食べ物への感謝の気持ちが薄れていると言われています。

昔からある風習は、いつまでも守り抜くべきでしょう。そして、世界ではまだ食べ物に困っている地域も存在しています。それを実感したとき、心から「いただきます」が言えるようになるのかもしれません。

ライター:Anna Shimizu
Photo by: U.S. Department of Agriculture via Flickr (license)

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