【えひめ最新レポ】築10周年?の大洲城  城マニア必見のポイントは・・・

access_time create folderエンタメ

DSC_5085
全国にある名城が次々と築城400年を迎える中、“伊予の小京都”と呼ばれる大洲市にそびえ立つ「大州城」は昨年、復元10周年を迎えた。ふと聞くと、「えっ、たった10年?」と思うかもしれない。そう、大州城は2004年、当時あった姿に復元された城なのだ。その大州城で、城ファンにうれしいイベントが実施されている。
まず、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が、肱川にかかる鉄橋を渡る時、大州城本丸から“のぼり旗”を振って歓迎する「大州城・歓迎はたふり」。誰でも参加でき、毎週土日祝に開催している。
DSC_5094
ほかに、500円で武将になれる「なりきりパック」が人気上昇中。「輪ゴム火縄銃体験」と「大洲藩鉄砲隊」公開練習も人気で、毎月第3土曜日の開催となっている。いずれも、詳しくは「大洲城公式サイト」にて。
この大州城は、市内を流れる肱川の河畔に望む。鎌倉時代末期に築かれた地蔵ヶ嶽城にはじまり、戦国時代を経て、4層4階の城郭を形成し、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町が栄えた。しかし、明治維新後、城内ほとんどの建築物が破却され、本丸の天守と櫓など一部は保存されたものの、明治21年(1888年)に老朽化によって天守は解体されてしまった。2004年、かつての写真などの資料を元に、天守が木造で復元された。復元にあたり、すべて国産材が使われ、天守内部の城郭建築特有の迫力ある木組は、城マニア必見だ。戦後復元された木造天守としての四層四階は日本初で、19.15mの高さは日本一を誇る。
大州城からは、肱川や市内が一望できる。また、夜はライトアップされるお城の美しい姿が、大洲名物の鵜飼からも眺めることができる。
DSC_5232
「えひめ南予博覧会」(仮称)が、愛媛県南部の南予地方で平成28年度(2016年度)に実施される。南予エリアのグルメや文化、歴史などを中心にさまざまなイベントが行われる。

大州城 – 大洲市ホームページhttp://www.city.ozu.ehime.jp/site/kanko/1223.html大州城公式サイトhttp://www.ozucastle.jp/いよ観ネットhttp://www.iyokannet.jp/
(Written by Aki Shikama)

【Nicheee!編集部のイチオシ】
【えひめ最新レポ】“幻の戦闘機”「紫電改」 国内で唯一実機が見られる展示館
【えひめ最新レポ】日本三大うかい 大洲・夏の風物詩「うかい」体験レポ
伊予鉄・道後温泉駅&坊っちゃん列車 知られざるエピソード集

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 【えひめ最新レポ】築10周年?の大洲城  城マニア必見のポイントは・・・
access_time create folderエンタメ
local_offer

Nicheee!(ニッチー!)

テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。

ウェブサイト: http://www.nicheee.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。