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「仲間はずれ」という大きな後悔とシンプルな思いでタイに来た

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Photo credit: Anna Koike「微笑みの国タイ〜現地の学生と過ごした2週間〜

こんにちは。TRiPORTライターのANNAです。近頃、日本でも大学生のうちに留学へ行く人が増えてきていると思います。実際に私の周りにも、大学在学中に留学をしている友達や、海外インターン、海外ボランティアに参加している友達がいます。

そんな私も現在、大学を1年間休学してタイのバンコクでタイ語を勉強中。今回は、私がタイ語を勉強するきっかけになった出来事をお話します。

突然ですが、皆さんは仲間はずれにされた経験、または誰かを仲間はずれにした経験はありますか? 小学生や中学生の頃には、誰もが一度や二度、経験したことがあるかと思います。しかし、歳を重ねるにつれて、そういった経験は少なくなっていきますよね。でも、無意識に誰かを仲間はずれにしていることもあると、私自身が経験しました。

初めてのタイ

私は、大学3年生の夏に大学のプログラムを利用して、3週間ほどタイの大学に滞在しました。私が初めてタイに行ったのが、このときです。私の初めてのタイは、旅行でも留学でもなく、大学のプログラムでした。タイに興味はありましたが、特別タイに行きたかったというわけではなく、ゼミの研修の一環として友達と訪れたのです。

この研修では、バディというお世話役の現地学生の部屋に泊まり、タイの学生生活を体験しました。バディは学年もバラバラで、日本語学科の学生と、そうでない学生もいました。日本語学科でない学生でも、日本語を話すことができる子もいましたし、そうでない学生も英語がとても上手なため、コミュニケーションをとるのに苦労はしませんでした。私のバディは日本語学科の学生だったので、私たちは日常会話で日本語を使っていました。

タイ人学生と食事をしていて

ある日、私のバディと日本人の学生、そして日本語を話すことのできないタイ人の学生と食事に行ったときのことです。

私たち日本人学生は、
・英語を話すことにあまり慣れていないこと
・バディが日本語を話すことができるのに甘えていたこと
・バディは日本語学科の学生なので、日本人と話すのが勉強になると思ったこと
を理由として、ほとんどの会話に日本語を使っていました。

しかし、このとき一緒に食事をしていた日本語を話すことのできないタイ人学生の立場になって考えてみれば、これは仲間はずれにされたのと等しい状況になると思います。日本語を話すことができるタイ人の学生が、タイ語に訳してくれて話を伝えてくれましたが、やはり時間差ができてしまいます。私たちは、意図的に仲間はずれにしようと思ったわけではありません。しかし、日本語で話すことで、日本語を理解できない学生を嫌な気持にさせてしまったかもしれません。

このとき、私は思いました。「もしも私がタイ語を話すことができたら、仲間はずれのような空間を作らずに済んだかもしれない」と。

「私たちが英語で話をすれば、全員で会話を楽しむことができたかも」「タイ人学生は日本語を話してくれているのだから、私たちもタイ語を勉強してタイ語を話せたら、もっと会話が楽しくなるのではないか」など、様々な考えが頭に浮かびました。しかし、そのときに私がいちばん強く感じたことは、仲間はずれのような空間を作ってしまったことに対する後悔です。
Photo credit: Anna Koike「微笑みの国タイ〜現地の学生と過ごした2週間〜」

Photo credit: Anna Koike「微笑みの国タイ〜現地の学生と過ごした2週間〜

「タイ人の友達ができたから、タイ語で会話ができるようになりたい」

私はこう感じただけなのです。私がタイ語を勉強するきっかけは、いたってシンプルな理由です。自分が友達に嫌な思いをさせてしまったかもしれないという後悔と、友達とタイ語で話せるようになりたいという思いだけで、私は再びタイに来ました。

友達ができたから、その子ともっと話がしたい、いろいろなところに一緒に出かけたい、もっと仲良くなりたいと思うことは、日本にいても当てはまることだと思います。私の場合は、その友達がタイ人だから、タイ語を話せるようになりたいと思ったということです。

友達ができたから、その国にもう一度行きたい。これは、旅に出る十分な理由だと思います。皆さんも、旅先や留学先、もしくは日本でせっかく出会えた友人たちにもう一度会いに行きませんか?

ライター:Anna Koike
Photo by: Anna Koike「微笑みの国タイ〜現地の学生と過ごした2週間〜

タイの旅行記はこちら

*Natsumi Daizen「ひもじくて、ひもじくて〜バンコクで騙された5日間〜
*Anna Koike「微笑みの国タイ〜現地の学生と過ごした2週間〜

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