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敗戦国 ドイツ・イタリア「敗戦」ではなく「解放」

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J-WAVE金曜午前の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「TOKYO CROSSING」。8月14日のオンエアでは、敗戦国の「終戦の日」に注目しました。

8月15日は「終戦の日」。ちょうど今年は日本の戦後70年という節目の年ですが、海外で終戦日はどのように認識されているのでしょうか。日本と同じ敗戦国であるドイツとイタリアの現地特派員に電話を繋いで聞いてみました。

ドイツの終戦日にあたるのは5月8日。今年も第二次世界大戦の終戦日として記念セレモニーが開かれ、ドイツの市民も集まりお祭りムードだったようです。かつての敵国と友好関係を築いて来たドイツですが、それは簡単なことではありませんでした。大きな転換期となったのは、終戦40年後の1985年5月8日、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領の演説。「1945年5月8日は、ドイツ人にとって敗戦の日ではなく、ナチスからの開放の日だった。過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります」という言葉が今でも国の指針となっているそう。戦争のドキュメンタリーがテレビで放映されたり、戦争の傷跡の生々しさを記録した施設を多く開放するなど、国をあげて戦争という過ちを二度と繰り返さないという強い意志を感じます。

一方、イタリアの終戦日にあたるのは4月25日。第二次世界大戦でドイツ軍に占領されていたイタリア北部の地域が解放された記念日です。テレビではパルチザンの特集番組が放映されたり、広場でパレードが行われるなど、やはり敗戦というより解放された記念日としてお祝いするという雰囲気は、日本との国民性の違いを感じます。また、あまり知られていませんが、8月6日には、ローマのパンテオン前広場で広島・長崎原爆忌の式典を行っており、1分間の黙祷が捧げられました。日本人としてとても嬉しいことですね。

日本と同じ敗戦国のイタリア、ドイツは、「敗戦」というより「解放」と考えてお祝いする風潮ですが「戦争を繰り返さない」という強い想いは同じのようです。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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