猛暑が続く今年の夏に変わり種カレーはいかが? 自宅で作れる「漢方カレー」
※漢方薬の摂取に関しては薬店、薬剤師に相談し、アレルギーや副作用に留意してください。
梅雨があけようが8月になろうが変わる気配のない今夏の暑さ。
食欲がなくなったりいつもの調子が出ないという方も少なくないのではないでしょうか。
かく言う筆者も例にもれず。
脂っこいものやボリューム感のあるものは食べる気すらしませんし、あっさりした煮物や焼き物を作ろうにも、まず小難しい料理を作る気力がわきません。
みごとな負のスパイラル……!
しかし筆者にはそんな時に元気を与えてくれるとっておきのメニューがあるのです。
その名も『漢方カレー』。
調理法は基本的に切って煮るだけ。
調理時間は約10分。
お鍋かフライパンが一つあればできるので後片付けも簡単です。
筆者が作るベーススープのレシピは、
一人前
水・200㏄
塩・適量
バター・10g
【スパイス類】
粉末スパイス・ガラムマサラ、クミン、ターメリック、一味唐辛子、胡椒、クミン、コリアンダー(気分で山椒、五香粉も) それぞれ2~5振り
チューブスパイス・にんにく、しょうが 適量
そう、このスープを『漢方カレー』たらしめるに欠かせないのは市販の胃腸薬、葛根湯、加味逍遥散などの漢方薬。
筆者が手元に持ち合わせている粉末やチューブのスパイスを配合したくらいでは今一つパッとしない間の抜けたスープしかできないのですが、これに漢方薬を加えてやるとたちまち格段に味と香りの世界観が広がります。
「まるでプロの味」と言うのはいささか安易な表現に過ぎるかもしれませんがそれもそのはず。
上記の漢方薬にはおおよそ10種類前後の生薬が含まれており、それらのほとんどが呼び名が違うだけでインドや中国、東南アジア各国でスパイスとして使用されているものと同質。
一つ一つのスパイスを買い揃える手間も費用もいらずに、本格派のエスニック風味がトッピングできるわけです。
筆者はこのスープで、その日の気分でチョイスした野菜、肉類を煮込みます。
下ごしらえはせず、スープを水から煮る片手間に切ったもの、冷凍室から取り出したままのもので十分です。
トマトの刻んだものを入れればさわやかな酸味が、人参を入れればやさしい甘みが加わりますし、肉の種類によってもそれぞれ風味や食感が変化するので飽きることがありません。
また、スープカレーなのでお茶漬けのような感覚でシャバシャバといただけるところもこの漢方カレーの魅力。
日本風のもったりした重いカレーとちがって体力的に弱った時でもいただきやすい……なのに栄養たっぷり。
つまり今年の猛暑にうってつけのメニューと言ってよいでしょう。
※漢方薬の摂取に関しては薬店、薬剤師に相談し、アレルギーや副作用に留意してください。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
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