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採用担当はここを見ている!就活生と面接官の意識のズレ

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 2016年卒の学生の新卒採用、今年度から就職活動の開始時期が後ろ倒しになったため、8月1日から本格的な選考が開始されました。
 就活生たちが気になることといえば、「どうすれば自分は内定を貰えるのか?」ということでしょう。志望する企業から内定を貰うために、先輩から話を聞いたりネットで情報を集めたり、書店で就活マニュアル本を手に取ってみたりと、色々なやり方で情報収集を行っているはずです。

 しかし、結局のところどうすれば良く分からないまま本格的な選考フロー…つまり面接選考が近づいているという人がほとんどではないでしょうか。
 『新卒採用基準 面接官はここを見ている』(廣瀬泰幸/著、東洋経済新報社/刊)では、株式会社リクルートで10年もの間、多くの企業の新卒採用に携わってきた著者が企業の採用基準について解説しています。
 本書は企業の新卒採用に長年携わってきた著者だからこそ知りえた情報が多く書かれており、あらゆる企業に共通するだろう新卒採用基準をリストアップするなど、まさに就活生が知りたかった「面接官が見ていること」の正体を暴いています。

■学生は企業が求めているものを誤解している?
 企業の採用担当に自分を高く評価してもらうために、資格試験に取り組む就活生は少なくありません。実際、経済産業省が行った調査によると、多くの学生が語学力(TOEIC・日本語力など)や簿記、業界に対する専門知識が不足していると考えています。
 ところが、実はこれらの能力が学生に不足しているとは企業はほとんど考えていません。企業が学生に不足していると考える能力は、主に「主体性」「粘り強さ」「コミュニケーション能力」だと本書で指摘されています。企業としては、これらの能力を学生に高めて欲しいと思っているのに、それを知らない学生たちはあさっての方向へとエネルギーを費やしてしまい、企業が求める人材とは遠く離れたものとなってしまっているのです。
 また、学生たちは自分が「粘り強さ」や「チームワーク」をある程度身につけていると考えていますが、企業側からするとそれらの能力を充分に身につけている学生はほとんどいないと見ているようです。
 巷に溢れる就活本は、こういった企業が学生に求めている「基準」と「水準」を伝えていません。そのため、学生たちは小手先のテクニックを就活本から学ぶことは出来ても、企業側が本当に求めている能力がそもそも何かを知ることが出来ず、内定を得ることができないのです。

 何かと不透明な就職活動ですが、企業が求めていることを理解することが内定獲得のための第一歩だと言えます。
 企業の採用基準を知らないまま就職活動に望むことは、山頂までの地図を持たないまま山登りをするようなものです。就職活動という山の中で遭難しないために、本書という地図を手に入れて、万全の体制で就職活動に挑みましょう。
(新刊JP編集部)


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