ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

赤松健氏登壇&ニコ生も! 『C88』でTPP著作権条項を考えるトークイベント開催

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2015年7月31日期限のTPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会合での決着は見送られたものの、報道では「著作権侵害等の非親告罪化」「著作権保護期間の延長」「法定賠償金の導入」が合意されたと報じられています。しかし、交渉の内容は公開されておらず、知財・コンテンツ業界などから懸念の声が以前より集まっています。

そんな中、コミックマーケット準備会TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)と共催で、トークイベント『TPPの著作権条項を考える 〜非親告罪化、保護期間延長〜』を『コミックマーケット88』(C88)初日の2015年8月14日17時より東京ビッグサイト西アトリウムで開催。漫画家の赤松健氏をはじめ、荻野稔大田区議会議員、弁護士の中川隆太郎氏、作家でコミケ準備会スタッフの松智洋氏がパネラーとして登壇。『ニコニコ生放送』での配信も予定されています。

コミケ準備会のサイトでは、トークイベントの開催について「特にコミケットなどの同人誌即売会に集うクリエイター、そしてファンのみなさんにとって重要なのは”著作権侵害の非親告罪化”、”著作権保護期間の延長”、そして”法定賠償金制度の導入”です」と強調。「TPP交渉がラストスパートに入ったと言われる今、改めてTPPの著作権条項について考え、日本文化を守るためのセーフガード規定を含めて、今後何ができるのかをみなさんと一緒に考えたいと思います」と参加を呼びかけています。

日本における二次創作を許容する文化に多大な影響をもたらすと思われるTPPの著作権条項については、2015年3月にコミケ準備会が憂慮のコメントを発表しているほか、交渉の透明化や、それが不可能な場合は対象知財条項をTPP協議から除くことを求めているthinkTPPIPへの賛同を表明しています。
今回のイベントでは、”TPP後”の同人文化をどのように守っていくのか、各氏の考えを知る機会になると共に、コミケと同じ会場で開催されることで、参加者に「他人事ではない」と印象付ける狙いもあるのではないでしょうか。

『TPPの著作権条項を考える 〜非親告罪化、保護期間延長〜』

主催:コミックマーケット準備会
共催:TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)
配信協力:niconico
日時:2015年8月14日(金)17:00~18:00
会場:東京ビッグサイト西アトリウム

登壇者:
モデレータ
香月啓佑(一般社団法人インターネットユーザー協会・事務局長)

パネラー
赤松健(マンガ家、株式会社Jコミックテラス取締役会長)
荻野稔(大田区議会議員)
中川隆太郎(弁護士、骨董通り法律事務所)
松智洋(作家、コミックマーケット準備会スタッフ)

トークイベント「TPPの著作権条項を考える ~非親告罪化、保護期間延長~」開催のお知らせ(コミックマーケット準備会)
http://www.comiket.co.jp/info-a/C88/C88TppipTalk.html

ふじいりょうの記事一覧をみる ▶

記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。