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牛乳をソーダ化したらどうなるの? 炭酸水メーカーでいろんな飲み物をスパークリングしてみた

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炭酸の抜けたビール、白ワイン、麦茶、牛乳、レモンティーをソーダ化すると……?

仕事終わりに風呂上がり、部活の試合に勝ったあと、フラれてスカッとしたいとき……それはいつも私たちのそばにいた。

そう、炭酸水である。

“炭酸水メーカー”があれば、そんな悲喜こもごもを共にしてきた炭酸水を、自らの手で作ることができるのだ! 一年でもっとも炭酸がおいしい季節である夏に向けて、いろんなものをスパークリングにしてみた。

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▲以前いただいた炭酸水メーカーがキッチンの戸棚に眠っていたので、今回は思う存分使ってみようと思う

キットを開けてみると、1.0リットルと1.3リットルのボトルが入っていた。1.0リットルの方が強い炭酸水を作ることができるらしい。

と、ここで中身と説明書を読んで致命的なミスに気がついた。なんと、私が持っていたものは、水以外のものを炭酸水にするのはNGだということ……。でも、ここは乗りかかった船だ! すみません、機器に不具合が出たとしても個人の責任ということで、続けさせていただきます(みなさんは真似しないでください!)。

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▲付属のカートリッジは5本

カートリッジが5本入っていて、1回で1本使い切らなければならないらしい。これは、失敗できないぞ。当初は7種類くらいの飲み物を用意していたが、5種類に厳選した。

炭酸の抜けたビールを復活させることはできるか?

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▲ビール最高!

飲みきれなかったビールを捨てるのはもったいないので、冷蔵庫に一時退避させた経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。しかし、翌日味見してみると、炭酸が抜けていて結局残念な思いをするハメになる。

そんなビールを復活させることは可能なのだろうか?

1.0リットル用のボトルに入れるので、まずは500mlのビール2缶分、炭酸を抜いてみる。「これで復活しなかったらかなり痛手だな……」と思いながら、コップに移してかき混ぜたり、ボトルに入れて振ってみたり。

そうして炭酸の抜けたビールが完成。味見すると、やはり残念な感じだ。

さて、ここから炭酸を入れていく。炭酸を抜いてまた入れるという、生産性のない作業。でも、今後ビールを飲みきれなかったときのためを思えば……と奮起する。

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▲キャップのような部分をひねると炭酸が発生する

気の抜けたビールを、炭酸水メーカーで復活させる。勢いよくグイッと回すと、「シュワー」という音をたてて気泡が出てきた。

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▲見た目はビール。果たして、味の方は……?

コップに空けてみると、見た目はまさに開栓したてのビールだった。飲んでみると……

うん、おいしい! 

特においしさが増すということでもなく、本当に元通りだった。これでビールが飲みきれなくても大丈夫!

でも、よく考えてみるとこのキットでは1.0リットルか1.3リットルの量がないと炭酸にできないのだ。1リットル以上のビールが飲みきれずに残ることなんてそうそうないよな……。

白ワインに炭酸を入れるとスパークリングワインになるか? 

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▲安くておいしいデイリーワインに炭酸を入れるとどうなるだろう。

続いて、白ワイン。スパークリングワインになるか?

手ごろな価格で、味も安定しているチリワイン「コノスル」のシャルドネをセレクトしてみた。そのままの状態で飲んでみると、わかりやすい味でおいしかった。

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▲左:炭酸が入った状態。右:グラスに注ぐと、発泡しているのがわかる。

炭酸の入った白ワインを、いざ飲んでみると……

お! これもおいしい。

ワインに詳しい知人に聞いてみたところ、

「基本的にスパークリングワインは、作るときに加糖してバランスを整えるんだよね。そもそも酸味が強くなりがちだから。このシャルドネはトロピカルで甘みも程よくあるから、炭酸を入れてもちょうどいいのかも」

とのことだった。なるほどー!

つまり、白ワインをスパークリングにしたいなら、酸味の強いとがったものより、甘みのあるふくよかなワインを選ぶといいのかもしれない。

麦茶は炭酸を入れるともっと爽やかになるか?

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▲自宅で煮出した麦茶を使用した。

この順調な流れで次にいってみよう。夏の代表飲料・麦茶である。暑い日にゴクゴク飲める麦茶に炭酸を足すと、清涼感が増すだろうか?

麦芽っぽいイメージで、あわよくばビールっぽくなったりしないだろうか?

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▲左:そのまんま麦茶。右:炭酸入り麦茶。ものすごく発泡している。

炭酸入り麦茶を口に含んでみると……

う、うーん? 

シュワッとした喉越しのあとから、麦茶の風味が追っかけてくる感じ。

とりあえず、ビールっぽさはない。麦茶に変な酸味がついてしまった気がする。一口目は「あれ? アリっちゃアリか?」と思ったが、続けて飲むのがキツイ。これはゴクゴク飲めないぞ。

この夏、活躍するドリンクになりうるかと思ったが、その思惑は外れてしまった。

レモンティーを泡立たせてノンアルコールカクテル風になるか?

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▲レモンティー。安定のおいしさ。

麦茶は負けを喫したが、同じお茶ジャンルからレモンティーはどうだろうか。

レモンティーに炭酸水を足すと、ノンアルコールカクテルのティーソーダを作れるそうだが、直に炭酸を注入すると……?

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▲上面を見ると微発泡しているのがわかる。

これは成功! 

レモンカットをグラスにさせば、おしゃれなカフェで出てきそう。

しっかし、飲めば飲むほど、どこかで飲んだことのある味わいなんだよなぁ。

気になって調べてみると、以前リプトンから「ティーソーダ スパークル」という商品が出ていたことがわかった。ど、どうりで……!

これは完全にリサーチ不足だった。

でも、あのティーソーダのファンは結構いそうなので、好きだったという方は再現できますよ(という感じでまとめてみてしまおう)。

牛乳に炭酸を入れるとクリーミーになるか?

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▲牛乳はダークホースになりうるだろうか?

トリを飾るのは、牛乳。泡立ってクリーミーになったりするのだろうか。あまり想像がつかないぞ。

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▲見た目はクリーミーになった!

見た感じはおいしそうだが……ゴクリ。

うわー。やっぱり牛乳に酸味がついた。

見た目だけでいうと、クリーマーで泡立てたミルクっぽいのに。そうだ、コーヒーに合わせてみるとどうなるんだろう。

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▲即席カフェラテ。クリーミーで見た目はおいしそう。

というわけで、ソーダ牛乳を使ったふわもこカフェラテができた。ラテアートができそうな雰囲気すらある。

しかし味は……

今回一番の失敗だった。

酸味の強いコーヒーがシュワシュワしている。ガムシロップを入れてもダメだった。

 

さて、ここで思い出したのが、カルピスの存在。私はカルピスを牛乳で割った、いわゆる“カルピス牛乳”が大好きなのだ。カルピスソーダとカルピス牛乳の融合にならないだろうか?

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▲飲みかけの炭酸牛乳にカルピスを入れてみる。

これは……! おいしいぞ。

カルピス牛乳好きなら、一度試す価値ありだ。

やっぱり、酸味と甘みのあるものが炭酸に合うということが明らかになった。そういえば、炭酸ジュースの長寿商品は、軒並み甘酸っぱい。炭酸にして成功するのは、甘酸っぱいドリンクだ。

まとめ

ワインは甘みのあるものだとおいしいスパークリングワインになる。 炭酸の抜けたビールは元通りにできるが、少量では作れないので汎用性は低い。 麦茶は炭酸を入れるとゴクゴク飲めないが、レモンティーはおいしい。 炭酸牛乳のカルピス割はおいしいが、カフェラテにするのは危険。
ちなみに、今回使用したのは水のみOKのメーカーだったが、いろいろな飲み物を炭酸化できるものも出ているようなので、これから購入予定の方はそのあたりも確認してからがいいだろう。

もし同じ炭酸水メーカーを持っている方が真似をする場合は個人の責任の下で行っていただければと思う。

書いた人:栗本 千尋

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1986年生まれ。青森県八戸市出身(ですが、実家が最近なぜか仙台に引っ越しました)。情報系雑誌をはじめ、旅行やグルメ雑誌、webメディアなどでお仕事しています。旅行会社→編集プロダクション→任侠系DVD会社勤務を経て、2011年からフリーライターに。2014年に出産し、一児の母になりました。

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