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家庭教師になってみた【20のバイトを渡り歩いた女の、体当たりバイト体験談】

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高校1年の15歳から20種類のバイトを渡り歩いた、私こと牧村朝子がお送りする体当たりなバイト体験談。今回は「家庭教師」のバイトについて、リアルな体験談をお送りします!
もくじ
★何をするの? どうすればなれるの?
★家庭教師のバイト体験談
★まとめ~ここが良い、こんな人が向いてる!

何をするの? どうすればなれるの?

勉強したことを活かせるバイト、家庭教師。通称「カテキョ」と呼ばれたりして、特に教育学部系の学生には定番中の定番バイトですね。

タウンワークでも「学習塾講師」カテゴリや「家庭教師」での検索で、“教えるバイト”を探すことができます。

夏休みや冬休みといった長期休暇中には特にニーズが高まり、前学期の復習・次の学期の予習を頼まれることも多いです。

私は家庭教師派遣会社の募集に応募し、学歴や得意教科などのプロフィールを登録したあと、家庭教師を探しているご家庭に紹介してもらって働き始めました。さっそくですが、経験談をお話します!

家庭教師バイト体験談


「ケーキとお紅茶持ってきましたよ~」
やばい、紅茶を「お紅茶」と呼ぶマダムは実在するんだ、と思いました。

家庭教師派遣会社に登録し、派遣された先はとってもお上品なおうち。ご両親が共働きのため、いつも生徒さんのおばあさまが出迎えてくださったのですが、この方がまた、まさにマダム! ルノワールの絵の中でグランドピアノ弾いてそう!! って感じのお方だったのです。

「おばあちゃん、いま小テスト解いてるんだから気を散らさないでよ~!」

マダムのお孫さん、つまり私の生徒さんも、音楽好きで勉強熱心な高校生の女の子でした。

当時の私の通っていた大学を第一志望校にしていたので、初対面の時も「うわ~! ○○大の学生さんなんですよね!?」って、とってもキラキラした目で見てくれました。

私は、一度大学を中退し、働いてから別の大学に入学しています。なので家庭教師派遣会社に登録する時も、「一回中退してる学歴だと見つかりづらいかな~、年齢も現役で入った人より上だし」と思っていました。

ですがそのことを隠さずに、「前の大学では音楽を、今の大学では英語を勉強しています」というような自己PRにしておいたところ、「大学で音楽と英語を勉強したい」という受験生とのご縁があったのです。

現役で大学に入ったわけじゃなくても、自分なりのプロフィールを書いておけばぴったりのご縁はあるんだなぁって思いました。

授業準備は時給対象外、だけど……


やさしいマダムなおばあちゃんと熱心な生徒さんの姿に、私は「なんとしてでも合格してほしい」という気持ちになりました。目標に向けて二人三脚で進んでいけるのが、一対一の指導のいいところ。

ということで、毎回の授業や、生徒さんが自主的に解いた過去問で間違えたところをチェックしておき、小テストをつくって毎回の授業開始前に解いてもらうことにしていました。

これは私自身が大学受験のためにしていたことです。大きめの暗記カードに一枚一問、裏側に答えを書いておいて、時系列で整理する……っていうふうにすると、定期的に見直しができます。

こういう小テストを作ったりする時間はもちろん時給対象外になってしまうんですが、自分自身の復習にも役立ったのでよかったです。一回、英語のプレゼンの授業でぱっと出てこなくて困った単語が、家庭教師のバイトのおかげで思い出せたこともありました。

ということで生徒さんといっしょに勉強を進めていくのですが、時には、ちょっと困ったことも……

カテキョバイトの危険な誘惑


「今度期末試験だから、来週は土日も来てくださらない? 少ないんだけど、これでお願いできるかしら……」

お上品に首をかしげてそう言うマダム。その手には、これまたお上品なデザインの金一封がありました。カテキョのバイトでありがちな誘惑。個人契約、ってやつです。

家庭教師派遣会社を通して各ご家庭に行く場合は、授業を増やすために手続きが必要だったり、派遣会社に支払うぶんだけ授業料が高くなったりと、ご家庭にとって「家庭教師と直接交渉できた方が楽なのになぁ」ということが色々あるんです。

なので「○○円払うので、この日も余分に授業してくれないか」みたいなお話を、直接されることがわりとあります。家庭教師をしていた他の友だちも言っていました。

私もついつい、マダムなおばあさまからお小遣いをいただくような気分で受け取りそうになってしまったんですが、ここはしっかり断らないといけません。

「申し訳ありませんが、会社との契約がありますので……」
「あら、そうなの。ごめんなさいね、よくわかっていなくて」

万一トラブルがあった場合に責任を取りきれませんし、社会的信用も落ちてしまいます。登録時の契約書はしっかり読み、内容を頭に入れておきましょう。

勉強を教えるだけが仕事内容じゃない


「これから先生と同じ大学に行けるの、嬉しいです!」
「そうしたらもう、先生って呼ばなくていいのよ」

一度は模試で大失敗し、精神的に不安定になっていた生徒さん。だけれど春にはしっかり合格通知を手にし、ぼろぼろ嬉し泣きしながら報告してくれました。

一時は勉強を教えられる状態ですらなく、毎回ほとんど「人生とは……」「努力とは……」みたいなことを語り合うカウンセリング状態でしたが、一緒に頑張ってきてよかったなぁ、と心から思う瞬間でした。

家庭教師のアルバイトは、やり方によっては時給対象外の時間にも作業が必要だったりするので、「効率よく稼げるかどうか」を重視するならば向かないかもしれません。ですが比較的高時給ですし、それに手に入るのはお給料だけじゃないんです。

あらためて自分の勉強を振り返り、受験という一大目標に向かってもう一度生徒さんと頑張れるという点では、一生モノの財産が残るアルバイトだと思いますよ。

まとめ

こんな人が向いてる!
・よく悩み相談をされる、人の話を聞くのが好きだ、という人
・アットホームでゆるくなりがちな環境でも、契約内容など守るべき事はちゃんと守れる人

ここがメリット!
・アルバイトしながら、あらためて自分の勉強してきたことを整理できる!
・実家を離れて一人暮らしの人も、家庭的な雰囲気を味わえる!
・目標に向かって一緒に頑張ったという思い出が残る!

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文・写真モデル:牧村朝子 企画:ガジェット通信
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家庭教師教える高校生受験

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