50年の時を経て解かれた、フリーダ・カーロの遺品を撮影した写真家

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50年の時を経て解かれた、フリーダ・カーロの遺品を撮影した写真家
J-WAVE平日(月~金)の夜の番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー
「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。
8月3のオンエアでは、ゲストに写真家の石内都さんが登場しました。

石内さんは1947年群馬県生まれ。1979年に写真集「APARTMENT」で
写真家の登竜門、木村伊兵衛写真賞を受賞し、2013年に紫綬褒章受章。
2014年には日本人女性で初めて、ハッセルブラッド国際写真賞を受賞されるなど、
日本のみならず世界で活躍しています。

そんな石内さんが、メキシコの女性画家フリーダ・カーロの遺品を撮影する様子を追った、
ドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品 −石内都、織るように」が公開されます。
ナビゲーターの石黒さんは、映画を観た印象を、男性カメラマンと違い、
「まず石内さんの服装がおしゃれなことに驚きました」と語りました。
石内さんと、メキシコの画家フリーダ・カーロにはどんな共通点があったのでしょう。

フリーダ・カーロといえば、メキシコの現代画家であると同時に、6歳で小児麻痺、
18歳で交通事故に遭うという、47歳の生涯を閉じるまで壮絶な人生を送った女性。
加えて、恋多き女性として、その情熱的な生き方でも有名です。そんなフリーダ・カーロの遺品が、
50年間バスルームにそのまま保管されていました。それが50年経った今、開かされることに。
その撮影者として、石内さんに依頼が舞い込んできたのです。

きっかけは、2005年のヴェネツィア・ビエンナーレに日本館代表として出品した、
石内さんの母親の遺品を撮影した「Mother’s」という作品でした。それを見た、
メキシコのキュレーターが、ぜひフリーダの遺品も撮ってほしいと、石内さんに依頼してきたのだそう。

さらに今回、ドキュメンタリー映画になったきっかけも、監督の小谷忠典さんが、
石内さんの“死”をテーマにしながらも生命力に溢れた作品に魅力を感じていたためだといいます。

“死”から“生”を映し出す写真家石内さんが、
死後50年を経てよみがえらせるフリーダ・カーロとは、
どんなふうに写るのでしょう。ドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品 −石内都、織るように」
は今週末から公開です。

【関連サイト】 「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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