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51歳になったマッチ 「近藤真彦という仕事」を全力で生きる

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 1979年『3年B組金八先生』の星野清役でデビューし、翌年発表の初シングル『スニーカーぶる~す』は100万枚を超える大ヒット。1980年代アイドル全盛期を牽引したマッチこと近藤真彦は、今年末で芸能生活35周年を迎える。

 その間、A級ライセンスの免許を取得してカーレースに参戦したり、レースチームを立ち上げるなど、芸能界の枠を超えた活動を続けてきたが、近年はトライアスロンにも挑戦。先月スウェーデンで開催された世界選手権では男子50~54歳の部の日本代表として見事完走。一方、51歳の誕生日である7月19日には伊達歩こと伊集院静作詞の名曲を集めたセルフカバーアルバム『三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲』を発表。同時にスタートした全国ツアーでも大人・近藤真彦の魅力を存分に聞かせている。

「アルバムの収録は、最近では少なくなった大きなスタジオに一流ミュージシャンが集結して、全24曲を一発録りしたんです。パートごとに別録りして打ち込む今のやり方の方が完成度は高いのかもしれませんが、やっぱりナマの迫力は凄かった! 彼らもそんな録音は久々だから1人も“やらされてる感”がなかったし、実力を認め合う同士が最高のものを出し合った贅沢な音を、ぜひ大人の皆さんにこそ楽しんでほしい」

 トライアスロンは「あくまで趣味」。しかし、やるからにはとことん自分を追い込みたいという近藤は、これからも「近藤真彦という仕事」を全力で生きる──。「自分を試していいのは、自分だけですから」。そう軽やかに言い切って、50代のマッチは次の現場へ向かっていった。

◆近藤真彦(こんどう・まさひこ):1964年神奈川県生まれ。1980年『スニーカーぶる~す』でデビュー。1981年『ギンギラギンにさりげなく』で日本レコード大賞最優秀新人賞、1987年『愚か者』で同大賞、2010年『ざんばら』で同最優秀歌唱賞等。1994年に結婚し、現在は1児の父。

取材・文■橋本紀子

※週刊ポスト2015年8月7日号


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