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手足を失った元兵士の写真集。肉体美が伝える「戦争」という現実

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アメリカ人フォトグラファーMichael Stokes氏。彼の専門は、人間の躍動感や肉体美を表現する「フィットネスフォト」と呼ばれるジャンル。彼が今回、写真集のモチーフとしたのは、戦争で手足を失った元兵士たちだった。

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「サモトラケのニケ」や「ピエタ像」を連想させる構成、両手を失った天使に義足のモデルが独特の世界観を表現している。背景にすっくと生える2本の柱は、あるいは彼らの手足を奪っていった爆弾を象徴しているのだろうか。

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今回モデルに協力したのは、アメリカ陸軍、空軍、そして海兵隊の元兵士たち14人。彼らは湾岸戦争で、イラク戦争で、さらにはアフガニスタンでの対テロ戦争に出兵中、負傷した人々だ。Stokes氏が伝えるところによれば、彼らの多くがIED(即席爆破装置)と呼ばれる、言わば手製の簡易爆弾によって手足を失ったそう。 撮影中 Stokes氏は、悲観的になりすぎないことを最も意識したと自信のFacebookで心境を記している。この作品が、手足を失った人々への同情を呼ぶものになってはいけない。純粋に彼らの肉体の美しさに焦点を当てて欲しいと。そこに彼の最大の目的があったよう。

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米メディア「People」の取材に対するStokes氏の発言からも、その主張が伺える。

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