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<特別インタビュー>今年のフジロックで活躍!男女デュオ、ホーリーチャイルド

<特別インタビュー>今年のフジロックで活躍!男女デュオ、ホーリーチャイルド

 先日開催された【FUJI ROCK FESTIVAL ’15】出演のために、LA在住の男女デュオ、ホーリーチャイルドが初来日した。編集部では2人がフジロックに向かう直前にインタビューを敢行。「ランニング・ビハインド」がApple WatchのCMに起用されていま注目を集めている2人にこれまでの音楽遍歴やデビュー・アルバムの話などを語ってもらった。

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--ようこそ日本へ!2人は日本は初めてということですがどうですか?

リズ:大好き!みんな優しいし、建築もすごいし景色もきれいだわ。

ルイ:日本に来てすごい考えさせられたことがあるんだ。日本のみんながアメリカに対するイメージって良いものがいっぱいあると思うけど、アメリカのある地域とかではすごい荒んでいたりするんだ。日本に来てみたら、中流階級っていうのが存在していて、小さいころからみんな一緒に成長しているって感じる。教育が行き届いているなーって。アメリカは、ハイクラスとロークラスがすごい分かれていたりするからね。それをすごい感じる。

--そんなこと感じるんですね!

リズ:ええ、インスパイアされる!

ルイ:制度が素晴らしいね。もちろん食べ物も美味しいし!(笑)

--いろいろと感じてもらえてるみたいでよかったです!まずは2人について聞いていきたいんですが、最初に2人が会った時のの第一印象は?初めては大学生の頃って聞いていますが。

リズ:最初にルイと会った時は、話し方が東海岸に比べてゆっくりだったから、「あー、西海岸の男の子だな」って思ったわ。その後、すぐに一緒に音楽作りをして感じたのは、ミュージシャンとして自信があるなっていうこと。他にも一緒に音楽を作っていた人は何人かいて、ルイはそこでドラムをプレイしていたんだけど、そこでルイがみんなをリードしていたの。自分がやっている音楽に対して自信が持ててるのが素晴らしいと思ったわ。

ルイ:最初に話したのがワシントンD.Cのストリートパフォーマンスアートのプロジェクトについてだったんだけど、そこではリズが裸ではないけどボディーアートをして、そこでドラムサウンドと一緒にパフォーマンスをするいうアイデアを出したんだ。そこで「そんなこと思いつくなんてすごいな!」って思って、そこに自分が関わっていいのであればすごいおもしろそうだなと感じたんだ。

--会った時からお互い刺激を受けられる相手だったんですね。では、2人はどんな音楽を聞いて育ったの?

リズ:ほんとにいろんな音楽を聞いたわ。ブリトニー・スピアーズ、スパイス・ガールズ、レディオヘッド、ビートルズ、レッド・ツエッペリン、初期モータウン、50~60年代のポップミュージック、オアシスとか。

ルイ:僕も同じようにたくさん音楽を聞いてきたけど、ジャズとかクラシックもだね。ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクとは僕の中でヒーローなんだ!

--ジャンルも年代もいろいろですね!そこから自分たちの音楽が影響を受けたと思いますが、リズはいつから歌を始めたんですか?

リズ:本格的にやり始めたのは4年前から。ルイスと音楽をやりだす前はここまで真剣に歌をやったことはなくて、ダンスが自分の中でメインなものだったわ。聖歌隊にいたこともあったから歌う機会はあったけど。12~14歳くらいで舞台にも興味を持つようになって、そこでやらないといけなかったからボイスレッスンを受けたこともあったわ。

--ルイはキューバでドラミングを学んだということですがそれはなぜ?

ルイ:10年くらい前にアフロビートとかの音楽に出会って、そこから“リズム”に魅了されたんだ。自分でも勉強していたんだけど、本場の環境に身を置くことが1番勉強できるんじゃないかと思って行ったみたんだよ。でも不思議だねー。アメリカではこの質問ってあんまりされないけど、日本ではすごい聞かれるだ。

--そうなんですか!アメリカではどんな質問されるの?

リズ:人によって違うけど、音よりも歌詞やミュージックビデオとかの質問のほうが多いわね。日本のみんなは音も気にしてくれるんだと思ったわ。

--その音に関してなんですが、2人は自分たちの作る音楽を“ブラット(やんちゃな、駄々っ子)・ポップ”って呼んでいますね。

リズ:自分たちが音楽でやっていることは、ジェンダー、社会、美、名声、お金に対して自分たちがどう繋がっているかとか、批判的なこともちゃんと言う。それでエクスペリメンタル部分と人と繋がりやすい音楽をまぜたような音楽を“ブラット・ポップ”として作っているの。私たちしか作れない音楽ね。

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