ポール・マッカートニー、ジョージ・マーティン・プロデュースの80年代初期名盤2タイトルが同時リリース

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ポール・マッカートニー、ジョージ・マーティン・プロデュースの80年代初期名盤2タイトルが同時リリース

 ポール・マッカートニーが近年手がけている過去の名盤の豪華再発シリーズ<アーカイヴ・コレクション>の最新版が、10月2日に2タイトル同時リリースされることがオフィシャルサイトで発表となった。

 今回リリースされるのは、80年代初期の名盤『タッグ・オブ・ウォー』と『パイプス・オブ・ピース』。『タッグ・オブ・ウォー』は、ウイングスの事実上の解散後、1982年にリリースされたポールにとってソロ名義では3作目となるアルバムだ。ビートルズ解散以来、初めてとなったジョージ・マーティンのプロデュースで、スティーヴィー・ワンダー、カール・パーキンス、リンゴ・スターをはじめとする豪華ミュージシャンがゲスト参加している。大ヒットしたスティーヴィーとのデュエット曲「エボニー・アンド・アイヴォリー」や、現在もライブでの重要なレパートリーとなっている、故ジョン・レノンに捧げた「ヒア・トゥデイ」を収録している。今回、アルバム音源を、ポールの立会いのもとアビイ・ロード・スタジオにてアナログ・マルチ・テープから新たにリミックス~マスタリング。この試みは<アーカイヴ・コレクション>シリーズでは初となる。スーパー・デラックス・エディションにはオリジナル版アルバムのCDも収録されるので、違いを聴き比べるのも楽しみだ。またボーナスDVDには、「テイク・イット・アウェイ」のミュージック・ビデオの制作を追った新編集のドキュメンタリー映像も収録されている。

 一方、『パイプス・オブ・ピース』は、『タッグ・オブ・ウォー』に続いて1983年にリリースされたポールにとってソロ4作目となるアルバム。プロデュースは引き続きジョージ・マーティンが担当しており、全米チャートで6週連続1位となった大ヒット曲「セイ・セイ・セイ」を含む、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲を2曲収録している。今回、アビイ・ロード・スタジオでリマスターされたアルバム音源に加え、ボーナス・オーディオ(CD 2)には「セイ・セイ・セイ」の最新リミックス・ヴァージョンを収録。このリミックスにはオリジナル・ヴァージョンに使用されなかったヴォーカル素材が使われている。またボーナスDVDには、ポールの自宅を訪問したマイケルとマッカートニー一家の姿をおさめた貴重なホーム・ムービー映像も収録。日本盤はSHM-CD仕様で、DVDは日本語字幕付となっている。なお、スーパー・デラックス・エディションは、シリーズの過去作品同様、豪華ブックレットを複数収録したハードケース仕様。完全生産限定盤で発売される。

◎リリース情報
2015/10/2 RELEASE
『タッグ・オブ・ウォー』
スーパー・デラックス・エディション [CD 3枚+DVD]:UCCO-90369 18,360円 (tax in) 
※完全生産限定盤

デラックス・エディション[CD2枚]:UCCO-3058/9  3,996円 (tax in)

『パイプス・オブ・ピース』
スーパー・デラックス・エディション[CD2枚+DVD]
UCCO-90370 16,200円(tax in)
※完全生産限定盤

デラックス・エディション
[CD2枚] UCCO-3060/1  3,996円 (tax in)

◎『タッグ・オブ・ウォー』ボックス展開映像
https://youtu.be/fRQHWEhvQiU

『パイプス・オブ・ピース』ボックス展開映像
https://youtu.be/e5A2qlWORNM

photo / Paul at Air Studio – (c) 1981 Paul McCartney_Photographer Linda McCartney

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