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普段とは違う感覚の岩登り「ナイトクライミング」に挑戦してみた

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Photo credit: Yuichi Kudo「アメリカ国立公園を巡る旅」(写真はHalf Dome、巨大な花崗岩の一枚岩です)

こんにちは。TRiPORTライターのゆうすけです。
私は去年の1月にアメリカで「ボルダリング」というロッククライミングの一種で、比較的背の低い壁や岩を登る競技を始めました。それから数ヶ月後、友人から「ヨセミテ国立公園へ一緒にボルダリングをしに行こう!」と誘ってもらい、2泊3日のヨセミテ旅行に出かけました。その中で、ただの外岩登りではない、私の中では非常に大きな思い出になっている経験があります。それが、ナイトクライミングです。

ナイトクライミングとは

ナイトクライミングとは「ボルダリング」や「リードクライミング」というような、クライング自体の種類を表すものというより、ただ単に夜に登るクライミングのことを指します。私たちはヨセミテ国立公園で、夜にもボルダリングに挑戦しました。通常は外にボルダリングに行くときは、クラッシュパッドと呼ばれる落下したときに着地するためのマットと、クライミングシューズ、そして登るときに手につけるチョークをもって出かけます。それに加えて、ナイトクライミングの際にはヘッドランプが必須。夜だと暗くて自分が登るルートが見えないので、ライトで照らしながら登るために使います。

Photo credit: 筆者撮影(登る岩を見上げた時。周囲は完全に闇に包まれています)

ボルダリングは、落下したときにクラッシュパッド以外の場所に落ちないように、そして怪我をしないように、後ろで人が何人か待機してやります。また、難しい課題をどう登るか、体をどうおくかなど、仲間と相談しながら行います。

このように、普段のボルダリングから連携や、一緒に何かをやるという一体感は得られるのですが、ナイトクライミングではもう一つみんなでやる感覚が得られることがありました。それは、岩をみんなで必死に照らしていたことです。それぞれがヘッドランプを使って、登っている人が見やすいように、様々な角度から岩を照らしてやりました。わいわいしながらできるのも、クライミングの面白いところですね。

そして、ナイトクライミングにおいて、何よりも私の印象に残ったのは、その「静寂」です。

上を見上げれば満天の星空。周囲は木々に囲まれ、たまに風の音で葉が揺れている音が聞こえました。昼間にはいなかった虫がたくさん出てきていたり…。

私たちが話すのをやめれば、そこには静寂だけが残ります。そして、その静けさの中、すっかり冷たくなった岩に抱かれてクライミングをする経験は、私に地球というものを感じさせてくれました。その景色や、空気はずっと昔からそこにあって、自己満足ではあるかもしれないけれど、その偉大さに少しでも挑戦させてもらっている気がしたのです。

それは普段のクライミングからは得ることのできない、静けさがくれた感覚でした。

Photo credit: 筆者撮影(課題に挑戦しようとする筆者の友達)

ずっと昔から憧れていたアメリカのヨセミテ国立公園で、ボルダリングを始めたことによって味わえた感覚はとても貴重な経験になりました。もう一度あの場所に訪れて、こなせなかった課題に挑戦したり、あの静寂に包まれたいと思うほど素敵な場所なのです。みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか? 経験者と一緒に、怪我には気をつけて楽しんでくださいね!

ライター:ゆうすけ
Photo by: Yuichi Kudo「アメリカ国立公園を巡る旅

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*Yuichi Kudo 「アメリカ国立公園を巡る旅
*Rieko Matsumoto「ヨセミテ国立公園とサンフランシスコの旅(アメリカ)
*Takeo Ikeda 「大自然を満喫、世界遺産ヨセミテの旅

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
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