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14歳が参加する握手会。アリかナシか?

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Q.

 Xさんは14歳の中学生でアイドルをしています。握手会イベントに午後9時まで参加し、帰宅しました。イベントを主催するXさんが所属する事務所は、ギャラを支払っています。
 Xさんが中学生であることから午後10時を超えて働かせないようにきちんと注意をしていますが、届出などはしていません。

 Xさんの行為は法律的に問題ないでしょうか?

(1)午後10時を超えていないから問題ない
(2)15歳未満の就労には許可が必要であり、許可を取っていないため違法

A.

正解(2)15歳未満の就労には許可が必要であり、許可を取っていないため違法

 労働基準法では、「児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない」と規定されています(56条1項)。例外的に、法律で定めた職種については「児童の健康及び福祉に有害でなく、かつその労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる」とされています(56条2項)。

 例えば、演劇や映画などに出演する子役や歌手などが定められた職種のなかで規定されています。したがって、14歳のXさんがアイドルとして働くためには、行政庁(厚生労働省)の許可が必要であり、これを守っていないため違法となります。

 ちなみに、午後10時以降は18歳未満の労働が禁じられています(労働基準法61条1項)。紅白歌合戦などで、エンディング近くではアイドルが観客席にいるのはこのためです。

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