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【報告】シンポジウム「地方創生 この指とまれ~市民のやる気がまちを元気に~」(主催:仙北市)

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7月19日(日)に、秋田県仙北市にてシンポジウム「地方創生 この指とまれ~市民のやる気がまちを元気に~」が開催されました。
http://www.city.semboku.akita.jp/file/4807.pdf

 

登壇者は、門脇光浩(仙北市長)をはじめ、平将明(内閣府副大臣)、小泉進次郎(内閣府政務官)、岸博幸(慶応義塾大学教授)、池波志乃(女優、エッセイスト)、金子裕二(有限会社グランビア代表取締役)、中尾彬(俳優)、原英史(株式会社政策工房代表)。
まず、門脇(仙北市長)、平(内閣府副大臣)、小泉(内閣府政務官)、岸博幸(慶応義塾大学教授)からそれぞれ報告や応援メッセージ、説明が行われました。

具体的には、
■門脇(仙北市長)から「地方創生特区に関する説明、関わっていく上での意気込み」。

■平(内閣府副大臣)からは、「仙北市に国が期待していること」。

■また小泉(内閣府政務官)からは「特区に選ばれるとはどういうことか?」。

■そして、岸博幸(慶応義塾大学教授)からは「現在の日本の経済状況をもとにした特区の重要性、仙北市がフロントランナーになるための必要条件」について。

など。
その後は、岸教授を司会としたパネルディスカッションに移りました。
パネリストとしては、門脇(仙北市長)、池波志乃(女優、エッセイスト)、金子裕二(有限会社グランビア代表取締役)、中尾彬(俳優)、原英史(株式会社政策工房代表)がご登壇されました。

中でも、

◯ 今回のシンポジウムのネーミング理由について、門脇市長は「特区というのは役所が一生懸命法律を使いやすくしてくれるものであり、それに加え市民、民間企業がいないと成り立たちません。ですので、今回市民のやる気が町を元気にするんですよというタイトルをつけさせて頂きました」と力強く市民に語りかけるように説明をされました。地方創生特区に対する意気込みがとても感じられるものでした。

 

◯ 平副大臣からは「我々政府は仙北市のポテンシャルを利用し発展する様子が日本の先行事例になるのではないかと思っています」と、仙北市に対しての期待のコメントがなされました。

 

◯ また、小泉政務官からは「今回は、多くの国会議員、ドローンのテスト飛行が行われるということから多くの民間企業が仙北に来ています。日本の国内に1000以上の自治体がある中で、官民が一つの地域に力を入れるというのが特区の特徴なのです」と、特区に選出されるとはどういうことか?端的な説明がありました。

 

◯ 岸教授からは、ご自身が音楽産業にも関係されていることから「音楽業界は15年で市場規模が6000億円から2500億円まで落ちています。ですが、AKB48といったイノベーションを起こすことができ、業績が伸びているアーティストや会社が少なからずあります。つまり、イノベーションを起こすことが出来るかで、今後仙北市が日本の中でのフロントランナーになれるか変わってくるのです」と、技術革新という意味だけではない「イノベーションの重要性」を主張されました。

 

◯ パネルディスカッションにおいては、パネリストによる以下の様なコメントがありました。

■金子氏からは、「スペインと秋田は緯度が一緒で、中でも仙北市は生ハムを生産する上で非常に条件的に良い。また仙北市はこれだけ広い土地があるのに、なぜ使われないのか?」と、生ハム生産をされている金子氏ならではの疑問、感想。

■中尾氏からは「仙北市は豊かな自然を初め、非常に素晴らしい物を沢山持っています。それをそのままにしていてほしい」という率直な感想。

■それに加え、池波氏からは「私達は宣伝することは出来ます!」という力強いコメントがありました。メディアの最前線で活躍される発信力のある池波氏の激励は仙北市市民に、とても力になるものだったのではないでしょうか?

■また、門脇市長からは、仙北市の更なる魅力について。「温泉といった話がありましたが、仙北は武家屋敷もあります。グリーンツーリズムも盛んです。しかし、旅館業法が規制となってうまく進められていない点もあります。外国から沢山のお客様を迎えることができたら、ここは良い所なのだと市民も再認識出来ます」と特区を利用したこれからの仙北市の可能性を楽しそうに語られていました。

■そして、原氏からは「仙北市には圧倒的なポテンシャルがあります。誤解がないように申し上げると、特区は何でも出来るようにします、というものです。現在の仙北市はこれだけ資源があるのに全然活かしきれていないという気がします。先ほど外国人のお医者さんの話がありましたが、それだけではなく、もっと外国人を対応できるような環境、更に言えば外国人が住めるような環境が出来れば、世界中との交流ができ、職も増えます。もっともっとそういった提案をして頂きたい」と仙北市の持つそもそものポテンシャルの高さに触れつつ、今後の仙北市における特区の展開可能性についての示唆がありました。

 

本シンポジウム登壇者のコメントの共通点は、「仙北には無限の可能性がある」ということでした。

 

また、本シンポジウム当日には大雨の中、実際にドローンの試験飛行がなされました。(http://gikainews.jp/292)

このようなドローンの飛行実験がもっと様々な状況、環境で行われたら色々なデータを取ることができ、それをもとにドローンの活用可能性を更に広げることができるのではないかと思います。

当編集部では、そんな仙北市の特区の動きを引き続き追っていきたいと考えています。

 

Photo : https://www.flickr.com/photos/50545257@N00/480984887/

(地方議会ニュース 編集部)

 

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