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「仕事の満足度」が世界最下位のニッポン でもなぜか休暇中も頭が切り替えられず…

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勤務時間外のメールにも即座に対応し、休暇中でも仕事する――。会社にどっぷり浸かった「社畜」のような国民は、きっと日本人だけと思いきや、世界にはまだまだ上がいるようだ。

総合人材サービス会社のランスタッドが世界34の国と地域の18~65歳を対象に調査したところ、「私の職場では勤務時間外に働くことを期待されている」という質問に「はい」と答えた割合は日本では46.2%を占めたが、グローバルの平均は57%にのぼったという。
インド人は仕事好きな働き者、中国人は切り替え上手

平均を引き上げたのは果たしてどんな国なのか。この質問で1位となった国は中国で、なんと89%を占めたという。以下、トルコ(79%)や香港(75%)、インド(74%)、マレーシア(74%)が続いている。

「勤務時間外の電話やメールにも即座に対応する」という質問に「はい」と答えた人が最も多かったのはインドで82%。「進捗を把握していたいので休暇中も業務に対応する」にも75%が「はい」と答えて、インド人がトップだった。

中国人は「勤務時間外の電話・メール」で2位の77%、「休暇中の業務対応」は4位で51%。こちらもかなり上位を占めている。

仕事熱心という点では似ている両国だが、プライベートの捉え方では差が現れた。「休暇中に仕事のことを忘れるのは簡単だ」という質問に「はい」と答えた人が最も多かったのは中国で85%。一方でインドは22位と下位で73%だった。中国人の方が仕事からの切り替えがハッキリしていそうだ。

「仕事満足度」にも大きな差が。満足度トップのインドは83%だが、中国は61%で30位。インド人は仕事好きな働き者、中国人はプライベート好きな働き者といったところか。
仕事に不満があっても転職はしない日本人

これら中国やインドに比べると、日本の回答は「社畜度」があまり高くないようにも感じられる。「勤務時間外の電話やメールにも即座に対応する」は52%で22位、「休暇中も業務に対応する」は40%で14位と順位は高くなかった。

しかし、他の問題を抱えているようだ。日本人の「仕事満足度」は40%で最下位。「休暇中に仕事のことを忘れるのは簡単だ」は55%で、33位と下から2番目だ。仕事は嫌々しているが、休暇中も仕事が忘れられない。中国とインドの悪い部分を組み合わせたようだ。

さらに日本人は、現状を変えようと転職などの行動を起こさない。ランスタッドが23の国と地域を対象にした別の調査では、「転職したい」と答えた日本人は14%で21位。この調査の1位はインドで37%、2位は中国で33%という結果だった。

中国とインドは言われるままに仕事をするのではなく、自分が納得しなかったらより良い環境を求めて行動する「ハングリー精神」があるのかもしれない。

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カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ :
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