アップルに届いた故障マックから発火! 犯人は修理依頼者だった!

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電気製品と故障は付き物のようなもので、いつ誰の電気製品が故障してもおかしくはない。買ったばかりの電気製品が数日で壊れることもあれば、何年使っても故障ひとつせずに使えることもある。すぐに壊れてしまっても保障期間内なら無償修理が可能とはいえ、損した気分になるのは否めない。

パソコン業界に精通しているS氏は、故障したマッキントッシュ(以下、Mac)の実際にあった恐ろしい話を語ってくれた。これは、どこにも掲載されていない、恐ろしい実話である。

数年前、Mac関連の故障製品は下請け会社Aが請け負って修理をしており、ユーザーから届いた故障したMac製品をひとつひとつ丁寧に修理していた。つまり、アップルは修理会社Aに修理を委託しているわけである。そんな修理会社Aに、Mac本体が修理依頼として届いた。箱を開け、実際にどのように壊れているのか調べるために電源を入れてみたところ、Mac本体が発火・発煙したのである。

これが「発火・発煙するから修理に出しました」というのであれば、まだ話はわかる。しかしこのMacの修理内容はそうではなく、しかも “修理を依頼した人物が電源を入れると発火・発煙するように仕掛けをしていた” ことが発覚したのである。

現在のアップルと修理会社との間にどのような契約が交わされているか不明だが、当時は「修理中に破損させた場合は修理会社が修理費用を負担する」という契約になっていたという。つまり、このままでは数十万円の修理費用を修理会社Aがしなくてはならない。それ以前に、修理担当者が非常に危険な目に遭わされた! ということで、修理会社は本腰を入れて修理依頼者と戦い、「もう御社とは関わりません」的な誓約書を書かせたのだという(警察沙汰にはなっていないらしいが……)。
 
イラスト: ピョコタン
 

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