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酸素をつくる家が都市に登場!?自然環境と同化する未来型グリーン住宅

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現代社会は、環境を破壊せずに自然とともに共存する、持続可能な未来に焦点をあてることが求められています。それは、人々の生活の場でも同じこと。

ここに紹介する建築デザインは、森林の特性に基づいて自然と建築を融合させた、21世紀の都市型アイコン。オランダ人建築家のRaimond de Hullu氏が設計する「OAS1S」が、未来の都市の在り方そのものを変えていくかもしれません。

「想像してみてください。もしも、あなたの部屋の窓から、森のように自然豊かな緑一色で囲まれた世界が広がっていたら。建物の外壁には、季節の花々が咲いたりトマトが生ったりもするんですよ」

と、米ビジネスメディア「Fast Company」が、Hullu氏のメッセージを紹介しています。

彼のコンセプトは、戸建ての単一住宅とホテルやオフィスなどの商業施設とを連動させ、グランドレベルで統合された複合施設の屋根や壁一面が、緑で覆い尽くされている光景。そんな未来都市をイメージして「OAS1S」はデザインされました。つまり、森をそのまま都市生活に移動させようという、壮大なスケールなのです。

戸建て建築は、一般的な広葉樹の高さに合わせた12mの4階構造を基本としています。建物の内側には、リサイクル木材を使用した、100%完全循環型の木造建築です。太陽光と水を吸収し、そして酸素を供給する。「OAS1S」はまさに1本の木そのもの。

圧倒されるのはこの、外壁一面を覆う緑の壁。植生ファサードが自然と同化し、まるで森の中にいるような印象を与えています。
これは、単にデザインとしてだけでなく、建物全体の温度を下げる効果も兼ねています。
特に都市部では、日射だけでなく、道路からの照り返し、室外機による地熱などで温度は上がる一方。ですが、植生ファサードは植物が熱を吸収し、周囲よりも平均して4〜5℃、温度が低く保てるんだそう。

この「OAS1S」が都市型であるゆえんは、庭面積の確保が難しいエリアでも、垂直な壁で庭園を楽しめるところ。もちろん、都市農園もこれなら可能ですね。

 

従来の集合住宅の観点を一掃し、森や公園内に生える木々のように、この「OAS1S」が点在するコミュニティーが都市に登場したなら、人々のライフスタイルだけでなく、都市に流れるスピード感までも、ゆったりと自然の中にいるような穏やかな気持ちで満たされそうですね。

Reference : Fast Company
Licensed material used with permission by OAS1S

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