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遺灰で樹木を育てる自然葬キット。人間は死後、木として生まれ変わる

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人間は死んだらどうなるのでしょう?そんな誰にも答えが出せなかった問題に、ひとつの結論が出ようとしています。あなたの選択次第では、1本の木として生まれ変わることができる。

スペインのデザインスタジオ「Estudi Moliné」が開発した「Bios Urn」は、亡くなった人の遺灰を種と一緒に土に植え、樹木を育てる骨壺キットです。ヤシ殻と泥炭、セルロースで作られた100%微生物分解が可能な容器に有効期限はなく、どんな種子でも育てることができるんだそう。

Bios Urnは二重構造になっていて、種子が入る上層部(画像茶色の部分)と、遺灰を収める下部とは分離されています。ですが、種が発芽し成長するにしたがって、次第に遺灰と融合し、容器自体も最後は、生物分解により土壌の一部へと還元されていく仕組み。こうして、遺灰となった大切な人のカラダは、やがて大きな木となって自然へと還ることになります。

オーク、カエデ、松、ブナ、イチョウ、灰または種子なしから、選べるキットは世界中どこへでも配送可能。送料込みで価格は$145ドル(約1万8千円)。ちなみにペット専用のBios Urnもあり、これまでに合わせて7,000個以上が販売されたそうです。

about.com」の記事によると、今日、アメリカ人の約4割が土葬よりも火葬を選ぶそう。急激に数が増える背景には、費用が安く済む経済的な理由を指摘しています。
ですが、一概に費用の面だけとも言えません。死者の復活を教義に持つキリスト教や火葬をタブー視するイスラム教、ユダヤ教など、死者への弔い方はそれぞれ宗教的背景があるものの、近年、キリスト教では、火葬を許容する動きが見られることも挙げられます。

墓石の下ではなく、1本の木の元に眠る。樹木として生まれ変わり遺された人々の記憶に留まる。そして自らも、自然に還元していく…。土葬とも火葬とも違う、新たな自然葬のスタイルが、この先もっと増えてくるかもしれませんね。

Reference : about.com
Licensed material used with permission by Urna Bios

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