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アメリカでは、お肉の代わりに「ギリシャヨーグルト」が給食にでるらしい・・・

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濃厚でクリーミーな味わいが人気の「ギリシャヨーグルト」。高タンパクで低カロリー、さらにカルシウムも豊富に含まれているとあって、健康やダイエットを意識する人達から高い注目を集めています。
このギリシャヨーグルトが、アメリカの公立学校の学校給食で、今秋から、お肉の代わりに提供されるんだとか。

お肉一食分のタンパク質
ギリシャヨーグルトの優れた栄養価

そもそも、なぜギリシャヨーグルトが提供されることになったのか?そこにはアメリカ独特の事情がいくつかあるようです。
米疾患予防管理センター(CDC)調査によると現在、アメリカの子どもたち(6歳〜19歳)の3人に1人が肥満児であるというデータがあります。こうした健康上の観点から、主菜のお肉を止めてもしっかりとタンパク質(お肉一食分に等しい量)が確保できるギリシャヨーグルトに白羽の矢がたったという訳。

ほかにも、国民の大半が移民というアメリカ独特のカルチャーもあります。たとえば、イスラム教徒が口にしない食品(ハラム)や、ユダヤ教徒の食に関する掟(コーシャー)など、宗教上の理由から食べるものに制限がある子どもたちもいます。また、ベジタリアンやビーガンの子どもも少なくありません。こうした、多種多様な食文化、食習慣を有するアメリカでは、お肉を口にしない子どもたちのための学校給食が求められています。

こうした状況のなか、アメリカ農務省(USDA)は2013年から全米学校給食プログラム(NSLP)の一部として、アリゾナ、アイダホ、テネシー、ニューヨークの4つの州の学校で、ギリシャヨーグルトを試験的に導入しながら、子どもたちの健康状況を見守ってきました。

健康・科学ニュースを扱う米サイト「Medical Daily」は、今回、給食への採用が決定したヨーグルトメーカー「CHOBANI(チョバーニ)」で栄養研究と薬事規制の担当主任、ロバート・ポスト博士のコメントを掲載しています。

「私たちの栄養価の高い製品は、発育途上の子どもたちにとって、必要な栄養素を補うのに申し分ありません。非遺伝子組み換えの素材を使用してますし、市販のフルーツヨーグルトに比べ糖分も40%抑えてあります」

CHOBANIは2005年に創業した、ギリシャヨーグルト専門のメーカー。「BUSINESS INSIDER」が伝える記事によれば、創業からわずか6年で、全米で最も売れるヨーグルトに登りつめ、ギリシャヨーグルト部門では市場シェアのじつに49%にまで達する、今やアメリカで知らない人はいない大人気ヨーグルトです。

ギリシャの伝統的な水切り製法で作られるこのヨーグルトは、もったりとした食感が特徴。栄養素が凝縮され、タンパク質は通常のヨーグルトの2倍で低脂肪。クリーミーでまろやかな味わいが人気を博し、アメリカの子供たちの健康を後押しする強力アイテムとして、全米の学校給食に広く採用されることになりました。

健康志向は
「学校給食」にも!?

現在、毎週月曜日は肉食を控える「MEATLESS MONDAY」のムーブメントが拡大しつつあるアメリカ。全米でおよそ数百の学校がこの運動に参加し、週に一度はベジタリアンメニューを給食に採用しています。
ニューヨーク・クイーンズ地区にある公立小学校、「The Active Learning Elementary 」では、2013年に全米で初めてすべての給食を菜食化。週に5日、朝昼2回の給食をすべてベジタリアンメニューに変更したことで話題となりました。また、カリフォルニア州には100%ビーガンメニューの給食を出す学校まで登場しているようです。

もちろん、肉類が学校給食の現場からすべてなくなる訳ではありません。あくまで学校側、子どもたちが任意で選べるようになるという話です。ですが、子どもたちの健康をつくる「学校給食」の変革は、今後も拡がりを見せそうですね。

Reference:Medical Daily , Business Insider , CDC , The Active Leaning Elementary

 

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