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「私が出た園(子温)監督の『TOKYO TRIBE』を、プロデューサーが見てくださったそうで。それで連絡をいただいて、押井(守)監督にも実際にお会いして役が決まったという感じです。もう緊張しましたよ!」

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押井守監督の実写映画『東京無国籍少女』は、清野菜名ちゃんにとって大きな意味を持つ作品となりそうだ。ドラマや映画など、次々とキャリアを重ねているが、本作が映画初主演となる。

「無口な監督とのコミュニケーションに最初はとまどったんですが、聞けばいろいろ応えてくれるんですよね。すごく新鮮な現場でした。なんだか嬉しそうでしたよ」

なにせ本作は夢と現実の境界線やミリタリーなど、押井監督がこれまで好んで描いてきたテーマが盛りだくさん。清野さん演じる美術に秀でた才能を持つ少女・藍が、原因不明の不眠に悩み、周囲から孤立した姿を描く。やがて自身を取り巻く“環境”にも違和感が生じていき…というストーリー。

「表情や仕草だけで感情を表すので、難しかったのですが、新鮮でもありましたね」

一方、“アクション女優”を標榜する清野さんらしい、スピード感溢れるシーンも。

「ライフル(AK47)のマガジンチェンジ(弾倉の着脱)を(手元を)見ずにやらなければならないということで、ライフルを電車で持ち帰って、家でずっと練習していました。テレビを見ながらガシャガシャと、重いので壁にもたれながら。手が鉄くさくなっちゃいましたね」

さらに。

「とにかくたいへんだったのが、殺陣をほとんど1日で覚えてやらなければいけなかったことです。演技指導さんのテンションが上がっちゃって、どんどん手数が増えていった感じで。もう一度やれと言われても、まずできないと思いますね。でも、ほとんどケガはしませんでした」

ということは、多少ケガしたということ。美術の話が殺陣とどう結びつくかは見てのお楽しみ。さて最近は「生茶」のCMなど、どんどん仕事の幅を広げている清野さんだが、楽しさ半分、とまどい半分といったところなのだとか。

「おかげさまで色々お仕事をやらせていただいているんですが、慣れた、みたいなことはぜんぜんなくって。ひとつひとつ学びながらやっている感覚です!」
(吉州正行)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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