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インタビュー記事は準備が命!取材前に必ずつかんでおくべき6つのコツ

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こんにちは、エディターのしんたくです。
最近は人生で何度目かの英語の勉強を始めました。仕事でちょくちょくインタビューをする機会があるので、いつの日か外国人に英語でインタビューできるようになりたいなあ、と考えています。I’ll study English hard for my dream!

さて、僕は以前「絶対に成功させたいインタビュー取材の経験から学んだ13のポイントとコツ」という記事を書きました。インタビュー全体の流れの中で僕が大切にしている事柄をまとめたのですが、先日LIGMO(外部メディアを運用するチーム)が主催する「ライター勉強会」に参加したときに、取材についてさらなる学びがありました。

インタビューはやっぱり「事前準備」がとにかく大事! というわけで今回は、インタビュアーが事前準備の段階で押さえておくべきコツについてまとめたいと思います!

インタビューをする前に確認するべき6つの「事前準備」

1. インタビュイーについて徹底的に調べる

基本中の基本ですが、インタビュイーのことを知らずに取材をすることは、とても失礼にあたります。どれくらい事前に調べてきたかは、相手にもすぐに伝わるものです。逆に「よく調べてきてるな」と思ってもらえれば、こちらの誠意が伝わって協力的な姿勢で答えてくれるはず。

事前に調べておくべきポイント

僕が初めてインタビューをすることになったときは「調べるといっても何をどう調べればいいの!?」という状態でした。まだまだ実績は少ないですが、今は主に次のポイントを押さえるようにしています。

a. 現在の活動(仕事)内容を知る

今、何をやっている方なのか?
仕事も1つとは限らないでしょうし、協会やボランティアにも所属しているかもしれません。インタビュー対象となる活動だけでなく、相手の全体像をきちんと把握しましょう。

b. 経歴を把握する

どのような経歴を経て今に至るのか?
過去の変化点(ターニングポイント)は、インタビューの中で聞くべきことが多いはず。

c. 書籍/ブログを読む

本を出版している方、ブログを書いている方であればラッキーです。そこにはインタビュイーの情報が溢れているので、必ず目を通しています。

d. SNSも見てみる

Facebook、Twitter、Instagramのアカウントが公開されていれば、最近の投稿をチェックしておくと話題に繋がるかもしれません。

e. 過去のインタビュー記事を読む

過去に取材を受けている方であれば、その記事も全て読んでおきましょう。情報が整理してまとめられているはずですし、自分がつくる記事の切り口にも関わってきます。被った切り口・質問内容になってしまえば、インタビュイーも「過去の記事読めば書いてあるのに……」、読者も「どっかで聞いた話だな……」と思われてしまいます。

f. 最近のニュースを知る(会社・個人)

「イベントへ登壇した」「本を出版した」などの個人的な話から、「上場した」「資金調達した」などの会社的な話まで含めて、最近のニュースも押さえておくべきポイントの1つ。

g. 事柄に対する意見/スタンスを知る

上記のポイントを調べる中で見えてくる部分ですが、「◯◯した」「◯◯だった」という事実だけでなく、どのような考え方を持っている人なのかを見るようにしましょう。これは主に本・ブログ・SNS・過去のインタビュー記事などから見えてくるはず。

事前調査のポイント

① 取材の2倍の時間をかけて調べてみる

インタビュイーが有名な人の場合、調べ出したらキリがない場合もあるでしょうし、事前調査に割ける時間に限りがある人も多いはず。僕もインタビュー以外の仕事がたくさんあるので全ての情報を調べて臨むことができないことがあります。

そんなとき僕の場合は、取材時間の2倍の時間を事前調査のために確保します。1時間のインタビューなら事前調査に2時間、といった具合です。人によって程度は変わるかもしれませんが、「これだけ調べたから今回のインタビューも大丈夫」と自信を持てる時間を最初に決めてから調べ始めてみてはいかがでしょうか?

② イメージで決めつけてしまわない

過去の情報をたくさん集めたが故に、「この人は◯◯な人だ」などとイメージで決めつけてしまわないよう心がけましょう。その情報はあくまで過去のものであって、今は変わっているかもしれません。わかった気になってしまわないよう気をつけましょう。

2. 切り口を考える

インタビュイーについて深く調べたら、今回行うインタビューの切り口を考えます。
限られた時間のインタビューの中で、相手の全てを聞き出すことは不可能です。事前に切り口を用意しておくことで深堀りした話を聞くことができるでしょう。

切り口を考える際は、以下の点を意識しています。

① 掲載先はどこか?

どこに掲載するインタビューを行うのか、その媒体のコンセプトや読者層をもう一度確認する。

② どんな人に届けたいのか?

その媒体の既存の読者に向けるのか、それとも新規読者の獲得のためなのか? また既存・新規ともに、それらがどんな人たちなのかをもう一度確認する。

③ 読者にどうなってほしいのか?

その記事を読んだ人が、次にどんな行動をしてほしいのか? またはどんなコメントをしてほしいのか? 記事の狙いを明確にする。

④ 新しい情報が引き出せるか?

既にある記事と切り口が被っていないか? 読者に新しい気づき・発見・情報があるか? 自分がインタビューをする価値は、ここにあると言っても過言ではないでしょう。

3. 聞きたいことを整理し、質問を考える

切り口が決まったら、事前にいくつかの質問事項を考えておきましょう。インタビューの場は、たった1回の真剣勝負です。「うっかり聞き忘れてしまった」なんてことがないよう、事前に質問内容も準備しておきます。

大まかな質問構成を作ってみる

まずは、全体の切り口を元に大まかな展開を考えましょう。記事にしたときの見出しのイメージに近いかもしれません。
例えば、僕が先日インタビュアーをやらせていただいたこちらの記事では、以下の展開を事前に想定していました。

【1】今の活動のキッカケ・原点
【2】撮影・執筆・発信に対するポリシーやこだわり
【3】海外へ活動を広げて(学び・気づき・変化したところ)
【4】今後のチャレンジ・野望

掲載先:DMM英会話 インタビュイー:シトウレイさん

MustとWantで整理する

上記の項目に関する具体的な質問をざっと書き出し、「切り口を意識したときに外せない質問=Must」と「できたら聞いてみたい質問=Want」の2つにわけていきます。Mustな質問を明確にしておくことで、聞き漏れを防ぐことができるでしょう。

例えば、上記のシトウレイさんのインタビューでは、以下のように質問を準備しました。(一部のみ抜粋)

【1】今の活動のキッカケ・原点
〈Must〉
・写真を撮り始めた理由、経緯を教えてください。
・写真のどんなところに惹かれたのでしょうか?
・「これで食ってこう!」と考えたキッカケ(タイミング)と理由は?
・そのときの心境について

〈Want〉
・当時、写真以外に興味があったことは?
・憧れ、目標にしてきた人はいますか?
・写真を始めた頃、家族や友達はどんな反応でしたか?

事前質問が可能であればお願いしてみる

もしインタビュイーに対して事前に質問をすることができるのであれば、切り口の中心となるMust質問を送るのも◎。回答をもらえれば、それに対してさらに深堀りした質問を当日用に用意しておきましょう。

4. 目的・切り口・質問をインタビュイーに共有する

インタビューの目的や切り口、質問項目(当日の質問)は、事前に相手にも共有しておきましょう。目的を伝えておくことで「一緒に良いインタビューを作りましょう」という意識が相手にも生まれます。また質問を先に渡しておけば、インタビュイーも事前に回答を考えることができ、よりイイ話が聞けるはずです。

5. カメラマン(・ライター)をアサインする

現場にはカメラマンやライター(自分が書かない場合)を用意して、できるだけ自分がインタビューに集中できる環境をつくりましょう。

僕は過去に撮影も執筆もインタビュアーも全て一人で行った経験があるのですが、結果ドタバタしてしまい、質問も浅いわ段取り(スケジュール進行)も悪いわと大変な目に遭いました。

個人的には、インタビュアー(自分)/ライター(メモ・サブインタビュアー)/カメラマンの3人で臨むと、気持ち的にもリラックスできて良いインタビューができる気がしています。

気をつけること

カメラマンやライターをアサインするときは、みっちり事前共有するようにしましょう。当日のスケジュール感(インタビュー時間・撮影時間)はもちろん、切り口や質問事項も全員が理解した状態で臨めるようにしておきましょう。

6. 事前に必須アイテムを用意しておく

インタビューの場で必要なアイテムがいくつかあります。当日までに用意しておきましょう。

必携

企画書・媒体資料・見本誌
メモ帳・筆記用具
ボイスレコーダー(スマホと合わせ、2台で録音しておくと安心)
きちっとした服装(失礼にならない服装)

あると便利

デジカメ(画像メモを残せる)
ビデオカメラ(映像でインタビューを振り返られる)
三脚、脚立(ビデオカメラ用)

さいごに

いかがでしたか?
これだけ事前に準備しておけば、いつでも自信を持ってインタビューに臨めるはずです。忙しいとインタビューの準備を始めるのも直前になってしまいがちですが、「良い準備=良いインタビュー」です。余裕を持ったスケジュールで始められるよう心がけましょう。

また、LIGではたくさんのインタビュー実績があります。もしインタビューコンテンツをお考えの方がおりましたら、ぜひお声がけください!(宣伝)

個人へのインタビュー

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など。

企業インタビュー

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など。

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