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「男なら言葉より行動で表せ」 『アベンジャーズ』ジョス・ウェドン監督が男気メッセージ

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このシリーズの大成功を語る上でジョス・ウェドン監督なしに語ってはいけない! ということでね、”愛”をテーマにした壮大活劇、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、もはやアメコミ原作映画の域を超え、普通女子のハートをも射抜いているとかいないとか! 人々を惹きつけてやまない同シリーズの魅力や、『ゴッドファーザーPART II』(74)を参考したという仰天ウラ話まで、来日した神監督、ジョス・ウェドンに聞いてみた!

――『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は続編ということで、どういうコンセプトで始動しましたか?

とにかくまったく、いままでとは違うタイプの映画にすることと、前作でツッコミ切れなかったアベンジャーズの側面というものをもっと掘り下げたかった、ということだね。前回はキャラクターが集まってチームになるまでの話なので、アベンジャーズを観客に紹介することが一番の目的だったわけで、だから一人一人を掘り下げる余裕がなかったが、今回はワンダが見せる幻覚に、それぞれの過去や恐怖などを見せることで、キャラクターの内面を描けたというわけだよ。

――何でも『ゴッドファーザー』シリーズを参考にしたそうですね? I、II、III、どれですか?

『ゴッドファーザーPART II』(74)にインスピレーションを受けたことは事実だが(笑)、というよりもファーストとセカンドを考えた場合、まったく違う単独の映画として観ることが可能だよね。テーマもスタイルも映像の表現も、すべての意味で違うからね。特に回想シーン、フラッシュバックをたくさん使っているだろう? しかもセカンドでは、人間の道徳観やモラルをテーマにしている。これをメインテーマに続編として作ることは、大胆なステップだったと思うよ。

――それはですね、まったく気が付かなかったですよ!

よくある話で、1作目と2作目が同じ監督で、1作目が気に入らなかったということが2作目にありありと出てしまうことがあると思うけれど(笑)。2作目で描き切ろうと思う点なども共通していると思う。1作目に比べて、はるかにダークで哀しい点も似ているよね(笑)。

――それと今回は、ホークアイですよね。主役か! みたいなフィーチャー感で、そうなった理由もなんとなくわかるのですが、ちょっと説明していただいても?

ホークアイ、まずキャラクターとしてファンだ(笑)。ヒーローというより普通の優秀な男という意味でも特徴的だが、まずは前作で出番が少なかったので増やしたかった(笑)。特に田舎の隠れ家のシーンはストーリー的に重要なポイントになるという意味があって、ウルトロンが前半でアベンジャーズに向けて、「お前たちは人間を救おうと言っているけれども、お前たちは普通の人間の生活からどれだけかけ離れているところに来ているかを自分たちで気づいていない」ということを示唆するわけだ。そのことを彼らは、ホークアイの家に行って自覚する。
いわゆる普通の人間の生活を目の当たりにして、自分たちがどれだけ遠いところに来ているかを痛切に自覚するというシーンになっているわけだ。

――なるほど! それであんなことやこんなことが……それにしても、次回作が気になる終わり方ですね!

それは毎回、頭を悩ませているところだよ。ある程度の完結感を持たせながら、続いていく可能性があるならば、お楽しみ感も出さないといけない! その両立が難しい。まあ、アベンジャーズは続いていくことになっていて、僕は関わらないけれども、いろいろな展開が待っていると聞いているよ(笑)。

――AOLの読者はですね、アベンジャーズのように愛のために立ちあがる勇気がほしい読者ばっかりなんですよ! ちょっと喝入れる的な神メッセージをお願いしたいです!

僕はね、個人的にメロドラマがかった映画を作る傾向があるけれど(笑)、今回の映画は、一番心に響いた層が女性の観客だった。それと、戦地で闘う兵士たちだね。軍人というのはほぼ男性なわけだが、特殊な環境にいる男同士のきずなの結びつきは一般の人に比べて、とても強い。僕はそこに尊敬の意味を込めていて、アクション映画にはめずらしい男の友情や深いきずなを描いている。そしてそれは、言葉に出して言うものではない。男は、言葉に出さないものだ。行動で表すものというか、そういう意味でも共感できると思うが、どうかな(笑)。

https://youtu.be/_B701Z7Vh7E

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、2015年7月4日(土)より全国ロードショー!

■参照リンク
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』公式サイト
http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html

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