体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

音楽だけでは括れない「グローバルな感性を刺激するフェス」= ULTRA JAPAN の魅力とは — ULTRA JAPAN クリエイティブ・ディレクター 小橋賢児氏

音楽だけでは括れない「グローバルな感性を刺激するフェス」= ULTRA JAPAN の魅力とは — ULTRA JAPAN クリエイティブ・ディレクター 小橋賢児氏

音楽だけでは括れない「グローバルな感性を刺激するフェス」= ULTRA JAPAN の魅力とは
ULTRA JAPAN クリエイティブ・ディレクター 小橋賢児氏 インタビュー

ULTRA JAPAN クリエイティブ・ディレクター
小橋賢児
 初開催となった昨年に続き、2015年は9月19日から3日間にわたり規模も拡大し開催される「ULTRA JAPAN」。音楽的なインパクトはもちろん、ファッション層も取り込み、先日はその推定経済効果が約95億円にも及ぶことが発表された。
音楽面だけではなく、カルチャーやビジネスにおいても日本を代表するフェスへと成長し続けているULTRA JAPAN。そのクリエイティブ・ディレクターを務めるのは、俳優や映画監督の他あらゆる分野で才能を発揮する小橋賢児氏だ。「ULTRAで一番体験してもらいたいのは『お客さんのエネルギー』」と語る小橋氏に、何故ULTRAが特別なフェスであり続けられるのか、お話を伺った。
(Jiro Honda)
2015年7月6日掲載

PROFILE
1979年、東京生まれ。8歳から子役として活躍。以来、数々のドラマ・映画に出演。2007年、俳優活動を休業し渡米 。2012年、映画監督として長編映画「DON’T STOP!」を手がける。多方面にわたりクリエイティブに活動し、Red bull BeyondやTGC Night、touchMeAfterpartyなどの演出、ULTRA JAPANのCreative Directorなどをつとめる。
ULTRA JAPAN
KOHASHI KENJI Official Site
@KENJI_KOHASHI

「大きな何かが変わっていく」昨年の初開催

—— 昨年はULTRA JAPAN初開催ということで、実際行われてみていかがでしたか?

小橋:今の日本では、何においてもまず規制が進んでしまっていて、昔は可能だったことが出来なくなっている状況がありますよね。一方、世界ではどんどんエンターテインメントは進化していて、個人的にその乖離を感じていました。こういう状況で、若者は未来に期待できるのだろうかと。ULTRAを行う前も、期待感に混じって「こういうイベントが日本で成功するだろうか?」という声も実際ありました。しかし、自分達を信じて取り組んだ結果、無事に開催できましたし、4万人ものお客さんに来て頂きました。そして、お客さんも全員がひとつになっていましたし、みんな歓声というより心からの叫びというか、「やっと解放された」という熱狂感がありましたね。まさに、大きな何かが変わっていく瞬間を体感しましたね。

—— 本当にお客さんは楽しそうでした。

小橋:オフィシャル・アフタームービーを見ると、感極まって泣いている人もけっこういて。リアルでもネットでも色んなところから、「最高だった」「燃え尽きた」「あの日に帰りたい」という感想が聞こえてきました。それこそ、「ULTRAロス」って言葉が流行りそうなぐらい(笑)。普段の生活の中であそこまで自分を解放できる場というのは中々ないんでしょうね。

—— 音楽業界からの反応はいかがでしたか?

小橋:ULTRAが契機となって、「世界の流行の音楽が本格的に日本にも来るんじゃないか」という期待感が増したように感じています。「パンドラの箱を開けたよね」と、業界のある会社の代表の方も仰っていました。

—— 恐らく色んな方面に良い影響が出ているんでしょうね。そして、第2回目の今年はさらに規模も大きくなります。

小橋:去年は、ある意味みんながチャレンジャーだったわけですよね。制作側もお客さんも。「どんな風になるのかな」って。それで無事に成功に終わって、その楽しさは多くの人には伝わっていると思うんです。だから、それを受けて今年はさらに多くの人に来ていただけると思っているのですが、何でもかんでも弾けて楽しめばいいとか、自分をコントロール出来なくなって他の人に迷惑をかけたりとか、そういうことが起きないように、マナーの面でも細心の注意を払って取り組んでいます。

1 2 3 4次のページ
Musicman-NETの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy