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アジカン「撮影OK」にファン反対?

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海外アーティストのライブでは、観客がスマートフォンなどで撮影することを許可している例が少なくないが、日本国内のアーティストのライブの場合は、基本的に「撮影NG」のことがほとんどだ。そんななかロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION(通称:アジカン)が、7月5日から始まるツアー「Wonder Future」で携帯電話での撮影を許可する方向で協議していること明らかにした。

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同バンドのギター&ボーカル後藤正文は6月28日、ツイッターに、

「今回のツアーから、携帯での写真撮影をOKにしようかとスタッフと相談しています。動画とプロユースのカメラはダメだけど」

と、投稿。一眼レフなどの本格的なカメラでの撮影や、動画撮影は禁止するが、携帯電話やスマートフォンでライブの様子を撮影することを許可する方針であることを発表した。

日本では珍しい「撮影OK」のライブに、

「こういうライブもファンにとってはうれしいです!」
「後藤さんを撮影しまくります!!寂しい時や疲れた時に後藤さんを見て癒されます!!」

などと喜ぶ声が寄せられていたが、それ以上に多かったのが、

「演奏中にシャッターや液晶の光がチラついて間違いなく邪魔なので反対です」
「撮影に夢中になってる人に、音楽楽しんでる側が邪魔扱いされるのでは…と心配です」

など、撮影している人がいることでライブを楽しめなくなってしまうという、「撮影OK」に反対する意見だ。

これらのファンの声について後藤は、

「本来は自由であるべきであって、その中で、それぞれの楽しみ方が対立した場合に、『こういう場所での作法とか他人に対する配慮』みたいなかたちでマナーが立ち上がるはずなんだけれども。マナーって言葉が発せられるときの排他的な感じってなんとも言えない」
「ダイブムカつく、モッシュムカつく、合唱ムカつく、私語ムカつく、盛り上がってなさそうなヤツムカつく、荷物持ってるヤツむかつく、髪縛ってないヤツムカつく、ヒールのヤツむかつく、ってもう、同じ服着て同じ振り付けで楽しめということになってしまう。ような気がする」

と、ライブにおける楽しみ方・マナーの問題の難しさについて、改めて考えさせられている様子だった。

その後7月1日未明に後藤は「スタッフとメンバーと話し合った結果、アンコールのみ撮影可にしようかということで、引き続き相談中です」とツイート。どうやら時間を限定しての「撮影OK」ということになりそうだ。さらに、

「『携帯で撮影せんと、目と心に焼き付けるんがライブや!どアホ!撮影OKとかいらんわ(なぜ、大阪弁)』という方がたくさんいらして、日本人の観客って真面目で素晴らしいと思いました。本当に」

と、日本の音楽ファンの音楽を愛する気持ちの強さにも感動した様子だ。世界的な音楽シーンの流れとしては「撮影OK」が当たり前になりつつあるのは確か。だが、日本の音楽シーンにおいてはまた別の話なのかもしれない。“ガラパゴス化”しているといわれることも多い日本の音楽シーン。しかし、こういうガラパゴス化なら悪くはないのかも?
(奈波くるみ)
(R25編集部)

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