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「ワーホリ」一番人気の国はどこ?

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グローバルな視点が求められる今、18歳から30歳までが利用できる「ワーキング・ホリデー制度」を利用して海外に渡航する社会人が増えている。「ワーホリ=学生がバイトしながら現地に長期滞在」というイメージの人もいるかもしれないが、実際のところはどうなのだろう? ワーキング・ホリデーの最新事情を、日本ワーキング・ホリデー協会職員の真田浩太郎さんに聞いてみた。

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「2008年頃までは、ワーキング・ホリデー利用者の男女比はおよそ3:7。20代後半の女性の割合が最も高く、一定期間、会社勤めをした後、リフレッシュもかねて渡航する人が目立ちました。しかし、最近は帰国後のキャリアアップを視野に入れてワーキング・ホリデーを利用する社会人が増えており、男女比も4:6程度と男性が増加しています。現地で働きながら滞在できるワーキング・ホリデーは生きた語学力を養うにはもってこいの制度。この経験を活かして、帰国後にグローバルな仕事に就く人も多いのです」

どうやら、利用者の意識も変化している様子。渡航先はどのあたりが多いのだろうか?

「オーストラリアやカナダ、イギリスが人気ですが、近年はアイルランドにも注目が集まっています」

日本のワーキング・ホリデーの協定国は14の国と地域(2015年からポルトガルとポーランドが協定国に加わった。この2カ国は近々ビザが発給される予定)。その中で今、アイルランドが注目されているのはなぜだろう?

「ヨーロッパ圏内の協定国で公用語が英語なのはイギリスとアイルランドだけ。2012年からイギリスのワーキング・ホリデービザ取得はランダム抽選となったのに対し、アイルランドは抽選なく取得できます。そのため、ヨーロッパで英語を学びたい人に人気なんです。また、ヨーロッパ各国から生徒が集まっているので、国際交流できるのも魅力。滞在中にドイツやフランス、イタリアなどの近隣国へ手軽に旅行することもできます。アイルランドの人達は、話すことと、おもてなしが大好き。寛容な性格の人が多いので異国人にもとても優しく接してくれます」

では、ワーキング・ホリデーをスキルアップに役立てるための心得とは?

「目標を具体的にすることが大切です。たとえば、『語学力上達』を目的にワーキング・ホリデー制度を利用するなら、どの程度の語学力を身につけたいのか具体的に目標設定しましょう。日常会話レベルの語学力であれば、その国で生活するだけでもある程度は身につきます。しかし帰国後、グローバルに活躍したいなら、まず外国語をしっかり学び、現地のカフェやレストラン勤務、インターンシップなどを経験する必要があります。帰国後の目標が定まっていれば、自ずと身につけるべき語学レベルと海外での生活プランがわかるはずです」

目的なく渡航して力がつかなかった…なんて結果は避けたいところ。ワーキング・ホリデーに興味がある人は、まず帰国後のビジョンを考えてみたほうがよさそうだ。
(松原麻依/清談社)
(R25編集部)

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