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死刑が許されているなら、釜茹でや火あぶりによる死刑執行は可能?

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Q.

 現在、日本の刑法では死刑が規定されおり、執行方法としては絞首刑であるということが一般に知られていると思います。

 では、死刑が許されているなら火あぶりや釜茹でといった手法による刑の執行は許されているでしょうか?

(1)執行方法についての規定がないから許されている
(2)残虐な方法での死刑執行はできないので、許されない

A.

正解(2)残虐な方法での死刑執行はできないので、許されない

 憲法36条において、「拷問および残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」と規定されています。そのため、死刑であってもその執行方法には制限があります。従って、答えは「許されない」となります。

 そもそも、死刑自体が残虐な刑罰ではないか?という疑問もありますが、この点について最高裁大法廷判決昭和23年3月12日の判断では、「死刑は究極の刑罰であり、また冷厳であるが、刑罰として死刑そのものが直ちに同条における、いわゆる残虐な刑罰に該当するとは考えられない。ただ、死刑といえども他の刑罰の場合におけるのと同様に、その執行の方法などがその時代と環境とにおいて、人道上の見地から一般に残虐性を有するものと認められる場合には、もちろん残虐な刑罰といわねばならぬから、将来、もし死刑について火あぶり、はりつけ、さらし首、釜ゆでの如き残虐な執行方法を定める法律が制定されたとするならば、その法律こそまさに憲法36条に違反するものというべきである」とされています。

元記事

死刑が許されているなら、釜茹でや火あぶりによる死刑執行は可能?

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