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計画倒産、高級車リース…与沢翼が疑惑に答える

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 かつて、ネオヒルズ族の代表としてメディアでしきりに取り上げられ、『スーパー フリーエージェント スタイル 21世紀型ビジネスの成功条件』(角川学芸出版)などの著作もある与沢翼氏が、自身が経営していたフリーエージェントスタイル(以下、FAS)が破産状態にあると告白してから1年あまり。一部報道で、シンガポールに移住して復活を遂げたとも言われている彼だが、今何をして、何を目論んでいるのだろうか。
 今回はその近況をについて、与沢氏本人にコンタクトをとり語ってもらった。

■与沢翼 疑惑の真相
――シンガポールに移住されてしばらく経ちますが、まずは近況を教えていただけますか?

与沢:ちょうど半年経つんですけど(取材日は5月下旬)、なんだかんだ日本に行く用事があって毎月往復していました。でも6月で日本に残した仕事も終わるので、7月からは日本にはもうほとんど戻らなくなると思います。

――残した仕事というのはFAS関連の仕事ということですか?

与沢:そうですね。

――シンガポールでどんな活動をしているのでしょうか。

与沢:株式トレードを毎日やっています。「専業トレーダー」っていうのが一番近い。今のところ短期トレードが多いです。

――しかし、いきなり始めて利益が出るものなんですか?

与沢:本格的に始めたのはシンガポールに来てからですが、まだ「秒速1億」とか言われてテレビに出たりしていた3年前くらいから少しずつ勉強はしていたんです。実戦の経験がなかっただけで。

――では、もう「事業」の方には行かないのでしょうか。

与沢:今は完全に「トレーダー」ですね。これからも事業はやっていくと思いますが、やるとしたら10億円でスタートアップするような大きな事業をやりたい。そのための軍資金をトレーディングで作ろうとしています。
事業の内容は未定ですが、拠点は日本ではなくこちらになると思います。せっかく海外にきているので語学に関するアプリや教育サービスを日本向けにやるとか、そういう方向で考えています。もし通用すると思うのであればアジア圏全域に向けたビジネスをやっていきたいのですが、現状こちらのIT環境を把握していませんし、まだわからないですね。

――不動産ビジネスにも関心を持っているようですね。

与沢:そうですね。それもまだこちらのビジネス事情がわかっているわけではないのではっきりとしたことは言えないのですが、シンガポールからマレーシアは車で国境を越えられますし、インドネシアへもフェリーで40分ほどです。こういう地理的に近いところから徐々に調べていこうかなと思っています。

――かつて「秒速で1億円」が与沢さんの売り文句でしたが、今はどれくらい稼がれていますか?

与沢:今月でいえば、一人で4500万くらい利益を出しています。

――FAS時代は個人所得としては最高月収が5000万円ほどだったと聞きましたが、この分だとそれを超えそうですね。

与沢:間違いなく超えると思います。月収1億円は年内にいくかもしれません。
稼ぐ能力は以前より上がっていると思いますが、こればかりはやってみないとわかりません。これから伸び悩むかもしれないし。
前は組織でやっていたものを今は個人でやっているという違いもあります。
ただ、同じ売上でも利益率は今の方が全然高いです。FAS時代は2億円売り上げるのに3000万〜4000万くらいは広告費がかかっていましたが、今は広告費は1円もかかりません。

――広告費ということでいうと与沢さんにはかつて様々な噂がありました。所有しているとされたロールスロイスなどの高級車は実際はリースで、FASの広告として乗っているとか。

与沢:それは全部でたらめです。車検証や購入明細を見せれば一発で晴れる疑いなんですけどね。車は全て現金一括で買いましたから、ローンもリースもしたことがないです。

―FASが破産状態にあることが発覚してから1年あまりが経ちました。この1年にあったことについて教えていただきたいです。

与沢:昨年の4月から10月までかけて、マイナスだった状態を0に戻しました。つまり、税金を払ったのと、会社を含めてすべての資産の売却ですね。

――税金の方はそれでまかなえたんですか?

与沢:ちょうど相殺された感じです。僕の個人資産も0に近い状態で、そこから今後どうするかを考え始めました。

――ほとんど体一つでシンガポールに行った。

与沢:そうなります。家財もないし、洋服もないし。パソコンすら持って行きませんでしたから。

――FASの「破産宣言」については「計画倒産ではないか」ともささやかれました。こういった疑惑にはどんなご感想をお持ちですか?

与沢:僕はネットで自分の噂を見ていますけど、ネットほどいい加減なものはないなと思いますね。まったく信用できません。
さっきのリースの話だって、疑惑の原因になったのは、当時近所に住んでいた某美容外科の院長先生のランボルギーニをよく借りて乗っていたことなんです。そのランボルギーニに関しては、僕は自分のものだと言ったことはないのですが、「借りている」ことから「リースなのでは?」という疑惑が生まれてしまった。
それと、マイバッハに乗っている友達がいて、送り迎えしてもらったこともありますね。僕が書いた文章をきちんと読めば、「某美容外科の院長の車を借りた」とか「マイバッハで親友が迎えに来てくれた」と書いてあるんですけど、ネットでは「マイバッハを買った」と書かれる。その車が今度はひき逃げしたらしくて、まるで僕がひき逃げをしたみたいに書かれて炎上したこともありました。
こういうことを最初に言い出す人って、多分本当はその車が僕のものじゃないとわかっているんですよ。でも、ふざけ半分でそれを発信してしまう。すると、誰かがいたずら心で発信した情報に乗っかって尾ひれをつける人が出てきて「車はリースで、家はレオパレスだった」とかどんどん話が大きくなってしまうんです。

――確かに、そういうことはあるでしょうね。

与沢:計画倒産にしてもそうで、「計画倒産」っていう言葉が独り歩きしているんですよね。
計画倒産を犯罪として捉えるなら、債権者や株主に平等に分配しなければいけない会社の資産を隠匿したり勝手に売却して散逸させてしまうことです。
こういうことをすると当然逮捕されてしまうわけですが、あれだけメディアで取り上げられて、国税に調査されているのに逮捕されていないんですから、そういうことはやっていないんですよ。そんな犯罪をしていたら日本から出国させてもらえないでしょうし、そもそもFASは現時点で破産していません。

――「破産状態」にあるとされていましたが「破産」はしていない。

与沢:していません。破産っていうのは破産手続きを裁判所に申し立てて、開始決定がされたら管財人が財産を管理して、換価処分して債権者に分配という手続きです。僕はこれはやっていません。
僕の場合は税金が払えなくなったことによる資金ショートです。相手が国税で、支払期限の延期に応じてもらえず、差し押さえが始まってしまった。はたから見ると、それは会社が無理矢理たたまれるように見えたかもしれませんけど、僕らだってやりたくてやっていたわけじゃありません。本社だって差し押さえられたし…。
本年5月上旬でFASの事業活動は停止しましたが、FAS名義の債権がまだ未回収で相当額あるため、存続はしています。売掛などの債権を回収し終わったら解散結了です。

――日本時代は責任編集で雑誌を出したり、本も書かれていました。今後また著作を発表することはありえるのでしょうか。

与沢:まだマイナスから0に戻って新たにスタートしただけですからね。投資で5億10億資産を作ったとか、そういう誰もが認める成果が出てからです。2年以内に10億貯めるのが今の目標なんですけど、それが達成できたら考えます。今の自分が本を書いたところで、大した本にはならないですよ。
(新刊JP編集部)


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