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崩れ落ちる「男のプライド」。彼氏を黙らせるNO.1映画がついに公開!

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「自分の身は自分で守れ(Every Man for Himself)」という論文の存在を、一体どれだけの人が知っているだろうか?

これはスウェーデン・ウプサラ大学の二人の学者が2012年に発表した海難事故における生存レポート。3世紀にわたる18の海難事故の事例を検証しており、対象人数は30以上の国の15,000人にも及ぶ。

興味深いことに、この調査が明らかにしたのは「男性の生存率は女性の2倍以上で、乗客よりも船長や船員のほうが多く生き残っている」という事実。つまり、タイタニック号の事例のような「女性と子どもを先に助ける勇敢な男性像」は、現実とかけ離れた全くの幻想ということになる。

この論文をもとに、スウェーデンのリューベン・オストルンド監督が撮影した映画が7月4日(土)に日本で公開される。外国語映画賞最多15冠を受賞し、全米を席巻した話題作『フレンチアルプスで起きたこと』だ。

主人公はスウェーデン人のビジネスマン、トマス。仕事人間の彼は、つかの間の休日を利用し、家族サービスに精を出す。行き先はフレンチアルプス。家族4人で5日間のスキー旅行にやってきた。

絶景のテラスレストランで昼食をとっている最中、いきなり爆発音が鳴り響き、目の前の斜面で雪崩が発生する。それはスキー場の安全確保のため、人工的に起こしたものであったのだが、予想外に勢いを増した雪崩がテラスめがけて向かってきた。

幸い大事には至らず、人々は安心。ところが、雪崩の瞬間にトマスが見せた期待外れの行動は、家族を大いに失望させてしまう。そう、妻と子どもたちを守ろうともせず、一人で逃げてしまったのだ。

妻、エバはトマスの行動を問いただす。しかし、トマスは「逃げていない」と主張。次第に夫婦仲に暗雲が立ちこめ、子どもたちも反抗的に。

「理想の父親」の座を取り戻そうと必死にあがくトマス。残された時間の中で、バラバラになった家族の心は、再び一つに戻る事ができるのか?

この映画は、世の女性たちが「こういう経験、ある!」と自分の身に置き換え、共感できる物語となった。それは、ともすればシリアスになりがちなストーリーをコメディタッチで描いているから。

「私を守ってくれるヒーロー」は、あくまでもスクリーンの中だけでの話。現実にはそんな男性などいないことを、この映画は真正面から突きつけている。男性にとってはなんとも肩身の狭い内容だが、崩れ落ちる「男のプライド」をカップルで観に行くのもいいかもしれない。

 

Licensed material used with permission by magichour

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