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社長が将来の話しかしない企業はヤバイ? 危ない企業の特徴

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社長が将来の話しかしない企業はヤバイ? 危ない企業の特徴

 あなたは今、働いている会社が未来永劫続くと思っていますか?
 残念ながら、会社はいつか潰れるものです。過去には栄華を極めていても、時が経つにつれてその力を失い、倒産という形でこの世から姿を消していくのです。また、将来有望だと思われていた新進気鋭の会社であっても、あっという間に業績が悪化し経営が立ち行かなくなるということもあります。

 『御社の寿命 あなたの将来は「目利き力」で決まる!』(帝国データバンク情報部、中村宏之/著、中央公論新社/刊)には、帝国データバンクの膨大な情報量をもとにして、「どの会社がこれから成長するか」「どの会社がこれから危ないか」を見極めるための方法が書かれています。
 会社の将来を見極める「目利き力」を鍛えることができれば、これから自分たちがどの企業と関わっていくのが望ましいかを知ることが出来るようになるはず。
 ここでは、「危ない会社」の特徴についてご紹介します。

■将来の話ばかりする社長は危ない
 会社をこれからどうしていくかというビジョンを持つことは経営者にとって必要なことですが、逆に将来のことしか口にできない社長がいる会社は危ないそうです。
 会社の直近の状況について数字を用いたしっかりとした説明ができないにも関わらず、「半年後に新しい事業を展開する」「来年は新たにこの市場に参入する」など将来の絵空事ばかりを社長が語っているのは危険な兆候の一つ。
 また、社長室や会社の雰囲気などの様子からも、その会社の経営状態を推測することができます。典型的なものとしては、自社の宣伝記事がやたらと多く社長室に貼られているというもの。会社の実力が伴っていないのに、メディアを使い自社を実態よりもよく見せようと「かさ上げ」を図っている可能性が高いのです。

■決算書を見ずに粉飾を見抜いた銀行員
 ある銀行の支店長が、新規融資の話し合いを行うためにとある会社に訪れた時のこと。
 社長から経営状況を直接聞きながら、支店長はその場で直近の決算書をもらうことになりました。決算書を社長から受け取ろうとした時、社長は支店長に決算書を渡す直前にページをめくって数字の点検をしました。この社長の行動を目にした支店長はすぐさま「この話は無かったことにしてほしい」と言い、決まりかけていた融資の話を取りやめましたのです。
 なぜ支店長は融資を取りやめたのか。それは、社長が決算書を渡す際に行った、ページをめくり中身の数字を確認した点に不信を抱いたからでした。真正な決算書であれば、表紙に書かれている「○年×月期」という数字だけ見れば済むところ、ページをめくり中身の数字まで確認したということは、他にも決算書は複数存在しており、今手元にあるのは銀行に渡すために粉飾された決算書か否かを社長は確かめていたと考えたのです。その後、実際にこの会社は粉飾決算を行っていたことが発覚したそうです。

 本書はこの他にも、生き残る企業の条件や、経済ニュースを読み解くための倒産の基礎知識を解説するなど、ビジネスマンのみならず会社選びを行う学生にとっても役立ちます。本書を読むことで、会社を見極める「目利き力」を身につけることができる一冊です。
(新刊JP編集部)


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