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世界1万人以上の女の子を笑顔にした日本人女性、知っていますか?

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 テニスの錦織圭選手やメジャーリーグのイチロー選手など、世界を舞台に戦っている日本人から勇気をもらっている人は多いでしょう。
 でも、世界を舞台に活躍しているのは彼らのようなスポーツ選手だけではありません。
 札幌出身のメイクアップアーティスト、横山美和さんは“ミワンダフル”という通称で「メイクで世界中を笑顔にする」という活動を続けています。東京をはじめ、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海、台北、パリ、ソウルなど世界各地で、のべ1万人以上もの女の子にメイクをしてきました。
 その旅の名前は、「MakeUpTour」。
 『メイクで世界中を笑顔に!MAKE SMILE TRIP@Miwonderful』(主婦の友社/刊)は横山さんの苦難と挫折だらけの半生、その先につながる世界中の人々の笑顔をめぐる旅がつづられた一冊です。

■メイクよりも彼氏…そんな女の子を変えた事件とは?
 もともとは付き合っていた彼氏の影響で進んだメイクの道、専門学校の頃まではメイクよりも彼氏が大事というような女の子でした。しかし、そんな中でも横山さんは才能の片鱗を示します。海外のメイクコンテストで5位入賞、さらには仲間たちとともにメイクとファッションを融合させた自主制作イベントを開き、大成功を収めたのです。
 こうした一つ一つのことが、横山さんを本格的なメイクの道へと誘うことになるのですが、専門学校を卒業する頃に大きな“事件”が襲いかかります。それは彼氏との別れでした。

 落ち込む横山さんでしたが、働きながらメイクの活動をしているうちに、自分の心が本当に燃え上がる、ワクワクするものがあることに気づいていきます。

■「メイク屋台」の成功と挫折…「もっと進化したい」
 そのワクワクを結実させたのが「メイク屋台」でした。これは、横山さんのプロジェクトの原点ともいえるもので、滑車のついた屋台で街中を移動し、そこでメイクをします。メイク料は1回500円。
 札幌PARCOから屋台を留めることが許可されると、すぐに口コミで話題が広がり、学生グループから会社帰りのOLまで来店し、コスメブランドから支援も受けられるようになりました。
 しかし、再び悪夢が襲います。実はオープンスポットでメイクをするためには美容師免許が必要で、免許を持っていなかった横山さんは保健所から厳重注意を受けてしまいます。それでも、「メイク屋台」のドキドキ感が消えない…。
 そして3年間美容師の勉強を重ね、見事免許を取得。会社を設立して、再始動を試みます。

 ところが、3年ぶりの「メイク屋台」は昔と違っていました。拭いきれない違和感があったのです。相談した相手からは「つまんないでしょ、今」と図星を指され、「もっと進化したい」と思う気持ちに気づく横山さん。そのとき、その相手からある提案を受けます。それは「大きなフレームを作ろう!」というものでした。

■変わりたい人の背中をそっと押してくれる一冊
 横山さんのメイクアップの特徴は、街中に巨大なピンク色のフレームを立てて、その中でメイクを施すというものです。英語も話せない、海外に友達もいない、そんな彼女でしたが、ピンクのフレームの中では“ミワンダフル”の世界が広がります。それに、世界中の女の子たちが魅かれたのです。

 横山さんは次のように言います。
 「変わりたい気持ちを胸にメイク台の前に座ってくれた…。その小さな勇気にこたえたいんです」
 これは、アガリ症だったところから、いろいろな人たちとの交流の中で変わり続け、本当にやりたい道を突き進めるようになった自分自身を重ねている言葉なのかもしれません。

 この『メイクで世界中を笑顔に!』には、横山さんの力強い言葉がたくさん詰まっています。

「誰も証明してくれないなら、やって証明すればいい」
「夢がかなうおまじない 『こんなことしたい!』を言葉にしまくること」
「コトは、、、起きたら考えます(笑)」

 その行動力に驚かされるでしょうし、無鉄砲さを感じる人もいるでしょう。でも、自分の力で歩き、自分の手で世界の女の子たちを変えている彼女の姿はとても堂々としているように見えます。
 将来に悩んでいる人、本当にやりたいことが見つからない人、そして一歩踏み出せない人はきっと横山さんの言葉の中から指針になるものが見つかるはずです。動くことによって、道ができていくのですから。
(新刊JP編集部)


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