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【世界の結婚】いたずらが多い中国の結婚式!地面に触れてはダメ?

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TRiPORTライターのレティです。

「結婚」と聞いて、最初に思い浮かぶのはどのような風景ですか? 外国人の神父さんの前にゴージャスなウエディングドレスを着て永遠の愛を誓う花嫁さんや、カジュアルな結婚パーティー…。日本ではそんなイメージで行われる「結婚式」や「結婚パーティー」は、世界でどのような形で行われるのでしょう?
今回は中国の結婚式事情を探ってみました。

婚約指輪がない?

日本では洋画の影響もあって、男性が女性にキラキラの婚約指輪を渡すのが、もはや当たり前のようになっています。しかし、中国では婚約指輪をあげる習慣がありません。その代わりに昔は結婚前に男性が女性に、自分の母の宝石や金などの貴重なプレゼントをあげる習慣があったとか。

また、現在中国では婚約パーティーが流行りつつあります。パーティーといっても、新郎新婦の両親を会わせる食事会のようなもので、結婚式の予算を決める場となっています。結婚式にかかるお金や、新郎新婦が新しい生活を始めるために必要なお金を、それぞれの家族が出すのが一般的です。昔は男性側の家族が新しい家まで買う習慣がありましたが、現在は男女問わず経済的な余裕を持っている人のほうが払うことになっているそうです。

結婚パーティーの前に写真撮影

婚約が決まると結婚式の準備が始まりますが、それにはおよそ1年間かかります。式場を予約し、記念写真の撮影も結婚式の前に行われます。ホワイトドレスとチャイナドレスの両方を着て、ロマンチックなポーズをとりながらの撮影。中国で流行っている韓国ドラマを真似してラブラブな雰囲気が漂う写真が定番です。結婚式の前に写真を撮る理由は、その写真を招待状に入れたり、式場で飾ったりするためです。特別な日に芸能人気分を味わいたいのだとか!

花嫁の足は地面に触れてはダメ!

結婚式の当日、まず新郎が花嫁の家まで足を運びます。そして道で爆竹を鳴らしてから、花嫁の家のドアをノック。しかし、彼女の家族はなかなかドアを開けず、「どちらさまでしょうか? 何のご用でございますか?」と言いながら新郎をからかいます。このようにして家族は花嫁への愛情を表すそうです。

やっと家に通された新郎は、新婦の家族と一緒にリュウガンナツメスープなどの縁起がいいものを食べてから、彼女を新しい家まで抱っこして運びます。縁起が悪いと言われているため、花嫁の足は絶対に地面に触れてはいけないと決められています。

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友人代表はお酒に強くないといけない

昔から新郎新婦が一人ずつ友人を選ぶ習慣がありましたが、近頃は洋画の影響でそれぞれ6人まで友達をそろえることもあります。今も昔も変わらないのは、友人代表はお酒に強くなければいけないこと。なぜかというと、お客さんたちが新郎新婦を祝うためにどんどんお酒を飲ませる習慣があるからです。そして、新郎新婦はその酒を友人たちに回すのです。昔は新郎新婦が潰れるまで飲むのが一般的でしたが、今は代わりに友人たちが飲む場合が多いです。これも友情の証ですね。

二次会は新郎新婦の家で

そもそも中国では二次会を開催する習慣はないですが、親友たちや若い親戚が新郎新婦の新しい家へ移動して、そこでパーティーを続けることもあります。ここで新郎新婦が眠れないように様々ないたずらをします。物を隠したり、たくさんの目覚ましい時計を設定したり…、とにかく新婚初夜を邪魔して朝までわいわい騒ぎます。

さいごに

世界中で結婚の形が変わりつつあります。同性結婚が認められていない中国でも、少しずつ状況が変化しているので、5年後に中国を訪れたらまったく違う光景が見られるかもしれません。また、国際結婚が増えている今日、伝統に革新の要素を混ぜ込んだ新たな結婚が生まれるはずです。世界の変化が国々の「結婚」にも反映されています。世界に出てその変化を見に行きませんか?

次回はイタリアの結婚事情を探ります

※この記事に記入されている情報は上海に当てはまり、中国全体の結婚事情を表象するものではありません。

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(ライター:Letizia Guarini)
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