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ワークライフバランスなら「派遣>契約>正社員」 女性の職場定着にも大きく影響

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仕事が終わったら、習い事をしてデートして――。働く前はそんな思いを抱いていたものの、就職してみたら仕事に追われて時間がなかったという人もいるのでは。そんな仕事漬けの状況を、転職でどうにかしたいと考える人も多いようだ。

エン・ジャパンが20~40代の女性790名に対し、転職先を選ぶうえで「ワークライフバランス」を考慮するか尋ねたところ、94%が「考慮する」と答えた。特に20代では、97%を占めたということだ。
プライベートと両立できれば「仕事への意欲も増す」

現在のワークライフバランスの状況を雇用形態別に聞いたところ、「良い」と答えた割合が最も高かったのは派遣社員で40%。契約社員が38%で、正社員は24%だった。

非正規雇用と比べて、正社員の数字の低さが目に付く。雇用の安定性や収入の高さ、仕事の責任の重さから考えて当然なのかもしれないが、トータルで判断して派遣や契約での働き方を選ぶ人は当然いるだろう。

先日の派遣法改正の議論では、正社員至上主義の観点から「ハケンで働いているのは可哀想な人たちばかり」という論調が目立ったが、必ずしもそういうわけではなさそうだ。ワークライフバランスを考慮して転職する答えた人の理由には、

「生活バランスがよくないと、ストレスがたまってしまうので」
「仕事とプライベートの両立がバランス良くできれば、仕事への意欲も増すと思うので」

など、プライベートが充実できないと仕事にも悪影響が生じる、といったコメントがあがっている。「大人になったら趣味をなくして仕事に専念しろ」と主張する先人もいるが、このような意見は女性たちには響きそうにない。

中には「今の会社がワークライフバランスが悪く、転職を考えるきっかけになったから」という人もいて、優秀な人材流出の原因にもなりかねない。
ただし派遣社員には「給与」に対する不公平感も

とはいえ、ワークライフバランスの満足度トップの派遣社員も、何の不満も持っていないわけではない。同じエン・ジャパンが実施した別の調査によると、派遣社員が働くうえで気になることの1位は「仕事内容」で85%、2位は「給与」で77%となっている。

特に給与については、時給で厳格に支払われる点が正社員や契約社員との決定的な違いだ。ツイッターにはこんな投稿も見られる。

「たとえ電車が遅延して、遅延証もらってもお給料が出ない、それが派遣さ…」
「往々にして交通費でないし。ボーナス出ないし。社員と同じ仕事してこの扱いですよ。酷いわー」

会社の業績アップに貢献したはずなのに、ボーナスが支給されるケースはごく稀。「社員のボーナスの明細書を派遣労働者に配らせる素敵な会社」があると憤る人もいた。「優雅な生活が最大の復讐」という言葉もあるが、ここは目いっぱいワークライフバランスを追求し、溜飲を下げるしかない。

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